【新日本プロレス】SANADA&TKGがタッグトップに躍り出る!

11月24日(火)福島・ビッグパレットふくしまで開催された『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』第8戦。『WORLD TAG LEAGUE』の公式戦5戦目の試合結果を追ってみます。

ようやく1勝奪取!バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組(2勝2敗)とバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ(0勝4敗)

二連覇を狙うジュース&フィンレーは流れるようなコンビネーションで攻め立てるが、終盤、ファレがジュースをグラネードで排除する。

最後は孤立したフィンレーを初披露の合体技グラネードランチャーで葬り、今大会初の1勝を奪取した。

二連覇を狙うジュース選手&フィンレー選手の二連覇が、ちょっと厳しい状態になってしまいましたね。

バックステージ、ジュース選手&フィンレー選手はノーコメントで立ち去ってしまいました。

出来ない子から脱出できた?棚橋弘至&トーア・ヘナーレ

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・棚橋弘至&トーア・ヘナーレ(0勝4敗)vsEVIL&高橋裕二郎(3勝1敗)

EVIL&高橋裕二郎は、毎回おなじみの(若干飽き気味)東郷の介入もあり、試合を支配していくが、棚橋&ヘナーレは真っ向から立ち向かう。

試合中、何度かレフェリーがEVILにつかまり、東郷・裕二郎が場外でやりたい放題というシーンもありましたが、

終盤、混戦の中、棚橋がEVIL&東郷をドラゴンスクリューからのプランチャで食い止めると、ヘナーレがTOAボトムで裕二郎を撃沈させ、棚橋&ヘナーレ組は公式戦初勝利をゲット。

バックステージで、棚橋選手は「やっと1勝。でも、この1勝は、すごく大っきい。すごく大っきい1勝だ。ヘナーレが頑張ってる。じゃあ俺は何をしてる?」と、出来ない子の次は自問を浴びせるシーンもありましたね。

石井組、ピンチをかいくぐりここでも快勝!

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・石井智宏&矢野通(2勝2敗)vsG.o.D(3勝1敗)

G.o.Dには邪道が。

石井はNEVER6人タッグのベルト、矢野は「KOPW2020」のトロフィーを携え登場。

元IWGPタッグ王者同士の一戦。

相手の裏をかくような頭脳合戦がさく裂。

G.o.Dは矢野にマジックキラーを狙うが、何とか石井が間に合い妨害し、ロアをジャーマンで投げる。

しかし、妨害に入った石井がG.o.Dは技の読み合いから マジックキラーの餌食になってしまう。


終盤、CHAOSタッグはピンチに陥るも、矢野はG.o.Dの同士打ちを誘い634へもっていくも、G.o.Dに回避され、合体のトンガンツイストが決まったと思ったが、これは矢野がカウント2でキックアウトした。


そして、矢野はG.o.Dの竹刀での同士打ちを誘い、見事に矢野の策略にはまてしまう。矢野はすかさずロアにローブローを叩き込んでから丸め込み3カウントを奪取。

これで、石井&矢野、G.o.D共に3勝2敗になった。

試合後、G.o.Dは腹いせに矢野の赤いパイプ椅子を大破しようとしながら、実はKOPW2020のトロフィーを壊していた。

矢野は無念の表情で拾い上げて、壊されたと方々を見ながらアピールしながら退場。 

バックステージでは、石井選手はノーコメントで立ちサルが、KOPW2020のトロフィーを壊されてしまった矢野選手は、「ミート君じゃねえんだぞ! バラバラにすんじゃねえよ!」と怒りをあらわにしていましたね。

新興勢力THE EMPIREまさかの不敗!

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・現IWGPタッグ王者・タイチ&ザック・セイバーJr.(2勝2敗)vsグレート-O-カーン&ジェフ・コブ(3勝1敗)

タイチが入場曲を披露中、O-カーン&コブは後ろに手をまわし、入場曲が終わるのを待っているかと思いきや、奇声を発しながらモンゴリアンチョップをタイチに仕掛け、ゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けたTHE EMPIRE。

途中、O-カーンがタイチに「靴をなめろ」と、タイチの顔を自分の靴に押し付けるも回避されてしまう。

THE EMPIREはザックに集中攻撃をしかける。

体の線が細いザックにとっては、集中攻撃で受けた腰への打撃はかなりきついだろう。

苦しい戦いとなった鈴木軍タッグだが、うまく分断に成功し、O-カーンをザックメフィストで仕留めて、ピンチを回避して逆転勝利。

バックステージでタイチ選手が、O-カーン選手の靴をなめろに対して「調子に乗るな、ハゲ。俺に靴舐めろ? 散々お前、ヤングアイオンの頃、俺の靴舐めさせられた、いじめられたもんな。俺に。その恨みか? ハハハ」と、さすが余裕のコメントを残していましたね。

鷹木信悟&SANADAが2020年最後の東北にギフトだよ!

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・NEVER6人タッグ王者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(2勝2敗)vs鷹木信悟&SANADA(3勝1敗)

後藤&YOSHI-HASHIは息の合ったチームプレーで攻め込むが、L・I・Jタッグも徹底抗戦で仕返してくる。

SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパー。

しかし、YOSHI-HASHIは切り抜けて首固めを狙う。

さらに回転エビ固めを繰り出すも、SANADAに切り抜けられてしまう。


SANADAはオコーナーブリッジを仕掛けるが、YOSHI-HASHIは回避して横入り式エビ固めを仕掛けるも、SANADAはカウント2ではね返してくる。


ここでSANADAはセカンドロープからトンボを切り、YOSHI-HASHIのバックに周って、ドラゴンスリーパーで捕獲。

さらに、ドラゴンスリーパーを仕掛けたままYOSHI-HASHIブン回し、Skull Endで粘るYOSHI-HASHIからギブアップを奪い、L・I・Jタッグが勝利。

L・I・Jタッグは、これで単独首位に躍り出た。


試合後、珍しく自分からマイクを取り、スマホのライトをつけるようファンにアピール。

SANADAは「隣のTKGと優勝します!」と宣言すると、スマホのライトでイルミネーションを演出し、「今年最後の東北での試合のこれは俺からのギフトだ」とカッコよく言葉を放ち退場。

バックステージで、またもや話すそぶりを見せながらも、ノーコメントで立ち去るSANADA選手の背中を視線の奥に見ながら、鷹木選手は「今日、SANADAが、最高のギフトを与えてくれた。俺もしっかり受け取った。SANADAのあのギフト以上に、俺がSANADAが、客にギフト与えるとしたら、このタッグリーグ優勝しかねえだろ!」とコメント。

まとめ

ここまで0勝だったタッグが初勝利を挙げてきましたね。

そして、連勝を重ねてきたタッグが不敗するという、面白い展開になってきました。

ようやく中盤に差し掛かった『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』これからの試合が、さらに楽しみになってきますね。

このまま鷹木選手&SANADA選手が、首位を独走するのか?

ヒロム選手とデスペラード選手が追い上げてきて、決勝を迎えるのか?

これからの試合に期待が膨らみます。

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