【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】場内大熱狂!デスペラードが葛西に激勝!たがいの健闘を称え合い再戦を約束!

みなさん、こんにちは!

プ女子のプロレスメディア萌エル闘魂・つくりんです。

夢の狂猿が実現した9.12東京・国立代々木競技場・第二体育館。

葛西純VSエル・デスペラード。

このカードを声出し観戦できるとは感無量です。

もう、さいごのお二人のリング上でのマイクに感動して、感動して

号泣してしまいました。

画像は新日本プロレスサイトからお借りしています

【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】ついに狂猿!葛西純VSエル・デスペラードのシングルマッチ

2019年5月『タカタイチマニア2』で対戦した葛西純選手とエル・デスペラード選手の結果はノーコンテスト。

この試合で、エル・デスペラード選手は顎を骨折し、直後の新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.』を欠場しました。

当時、葛西選手はデスペラード選手のお見舞いに行ったとき、ベッドの上で何やら笑っている

デスペラード選手を見た・・・という話は、葛西純選手の映画「狂猿」の中で出てきます。


その後、今年の5月6日後楽園ホールで行われた『タカタイチマニア2.5』で3年ぶりに再会した葛西純選手とエル・デスペラード選手。

エル・デスペラード選手&DOUKI選手VS葛西純選手&新日本プロレス・本間朋晃とのタッグ戦は

ハードコアルールで激突、最後は葛西純選手が垂直落下式リバースタイガードライバーで、DOUKI選手から勝利。

本間朋晃選手は、葛西純選手の大日本プロレス時代の先輩なので、今回タッグを組むことになりましたね。

試合後、葛西純選手から「シングル、やれや」と再戦要求の一声に、エル・デスペラード選手も「必ずやりましょう」と呼応し、今回9.12東京・国立代々木競技場・第二体育館のメインイベントでのシングルマッチが実現しました。

【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】リングマットはなんと!「ROLLING CRADLE」

突如、リングの青いマットカバーが外されて現れた「ROLLING CRADLE」と書かれた黒いカバー。

試合アイテムの有刺鉄線ボード、鋼鉄製の足場が対角のコーナーに設置される。

もう、この対戦を楽しみに待っていたファンはこの光景を見てもおののくことはなかったと思うが、

「両選手の強い要望により、場外カウントなし、反則カウントなし、またレフェリーがとくに危険と見なした行為以外のすべての反則攻撃が認められるノーDQデスマッチで行なわれます!」とリングアナから告げられると場内は拍手の嵐が巻き起こった。

【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】エル・デスペラード選手は純白コスチュームにギター 葛西純選手はのこぎりボードを手に入場

会場は興奮が頂点に達する勢いの中、まずはエル・デスペラード選手が純白のコスチュームでギター、手には、5.6後楽園で葛西純選手から受け取った、再戦の約束の証であるバラを手に入場する。

もう、この姿を見ただけで会場中が熱気が溢れんばかりになったのではないでしょうか。

続いて葛西純選手はノコギリボードを手に花道に現れる。

ゴング前に葛西純選手から握手を求めるも、エル・デスペラード選手は用心しながら応えようとするが両者ともに手を引っ込めて中指を突き立ててニヤリ。

もう、この二人のこういう何とも言えない、やりとり、表情の一つ一つがたまらなく、わたしは大好きです。

そうして壮絶な激闘、死闘を繰り広げ、最後に微笑んだのはエル・デスペラード選手。

【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】デスペコールと葛西コールで会場の興奮は超絶MAXへ

試合後、エル・デスペラード選手がマイクを握ると、会場内には大きな「デスペ」コールが巻き起こった。

■デスペラードのマイクアピール
「葛西さん、ありがとうございました!(と座礼。場内は大きな拍手と『葛西』コールが発生)」

引用元:新日本プロレスサイト(https://www.njpw.co.jp/card_result/378569)

葛西コール続いて葛西純選手もマイクを握る。

もう、どんな言葉を交わすのか、楽しみで仕方ない瞬間をじっくりと味わっていると

■葛西のマイクアピール
「デスペよ、こちらこそありがとうございました(と座礼。場内は大きな拍手)。

オマエみてえなよ、スゲー強えヤツと、この会場でメイン張れて、オレッちはうれしいよ(場内拍手&歓声)。

しかしな! オマエに、最高にいい男のオマエに、一つだけ言いたいことがある。オマエよ、オレっちと試合する前に、こう言ってたな。燃え尽きて、死んでもいい覚悟でリングに上がるってよ。

バカヤロー、世の中にはよ、死にたくて死ぬヤツなんていねえんだよ、オマエ。

生きていてえのに、死ななきゃいけねえヤツ、生きていたいのに、死んじまうヤツがゴマンといるんだよ!(場内拍手)。

オマエみたいによ、最高の仲間に囲まれて、たくさんのファンに応援されて、夢だった新日本プロレスに入門して、プロレスラーとしてデビューして、新日ジュニアのトップ取って、最高の人生送ってるヤツがよ、死んでもいい覚悟でリングに上がるなんて言うなよ、オマエ!(場内拍手)。

オレたちはよ、死んでもおかしくねえ、大きなケガしてもおかしくねえリングに上がって、生きて、生きて、生きてリングを下りなきゃいけないだろうが!(場内拍手)。


死んでもいい覚悟なんて、捨ててしまえ(場内拍手)。死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ! そうすれば、オマエはもっと強くなる(場内拍手&『葛西』コール)」

引用元:新日本プロレスサイト(https://www.njpw.co.jp/card_result/378569)

この言葉をうけたエル・デスペラード選手は、正座で涙ながらに葛西純選手の言葉に耳を傾け、再びマイクを握って答える。

■デスペラードのマイクアピール
「ありがとうございます(場内拍手&『デスペ』コール)。ありがとうございます、二度と死んでもいいなんてとか、死ぬ気でとか死ぬ覚悟とか、軽々しく口にしません。自分はまた、必ずリングに上がって、何試合も重ねて、こないだ一回約束破っちまったけど、『SUPER Jr.』も必ず優勝して(場内拍手)、ベルト持ったまんま! 葛西さんともう一回やります(場内拍手&歓声)。

ちょっと、いま出すと、こないだみたいにチープに写っちまうかもしれねえけど(と、DOUKIからバラを受け取る)、これ、こないだいただいたバラなんすよ(場内拍手)。初めて作ったドライフラワーなんで(場内拍手&笑)、下手っぴかもしんないですけど、もらってやってください(場内拍手&歓声)」

 デスペラードは「また必ず、シングルやらせてください」と語りかけながら、バラを差し出す。

すると、葛西は中指を突き立ててからバラを受け取り、両者はグータッチをかわした。

そして、葛西は「デスペ、このドライフラワー、大切にするぜ。お互い! 明日からも生き続けて、お互いもっと強くなって、またリングで会おうや!」と語かけ、大きな拍手の中、リングを下りる。そして客席最前列の愛娘を抱き抱えて退場すると、花道の奥で頭を下げてから、バックステージへ。その姿をリング上から見送ったデスペラードも頭を下げる。

引用元:新日本プロレスサイト(https://www.njpw.co.jp/card_result/378569)

【9.12代々木・タカイタイチデスペマニア】素顔が出ていることすら自然に感じた時間だった

試合開始後、早くも葛西純選手はエル・デスペラード選手のマスクを破いてしまう。

通常の新日本プロレスの試合ではこの時点で、顔を隠すのだが、今回はそんなことすら忘れてしまう、いや、マスクが破かれることすら自然の光景に思えた試合だったなとわたしは感じています。

その、破れたマスクを被り、改めてマイクを握るエル・デスペラード選手からは

■デスペラードのマイクアピール
「一応、『週プロ』で記事になるんだから、顔が隠れてないとおかしいだろ(場内拍手&笑)。ホントはさ、ここでカッコいいこと、『デ! ハポン!』とか言えりゃ(場内拍手&笑)、いいんだろうけどさ、オレ、そういうの小っ恥ずかしくてできないんで。

(場外のTAKAとタイチに対し)30周年とか20周年の記念興行なのに、メイン預からせてもらって、ありがとうございました(場内拍手)。

タカタイチ興行が新宿FACEでやってたり、飯塚(高史)とシングルマッチをやって、負けたら鈴木軍追放とかさ、オレ、そういう過去があったんですけど、追放されなくてよかった(場内拍手&歓声)。

最高に楽しいっす! で、次はいつですか?(場内拍手&歓声)」

引用元:新日本プロレスサイト(https://www.njpw.co.jp/card_result/378569)

タイチ選手とTAKA選手に言葉を投げかけ、TAKA選手もマイクを握り今大会の締めに突入。

その後、エル・デスペラード選手からリングマットまで用意をしていた「ROLLING CRADLE」さんへ

「あと、あとね、メイン、見ればわかるとおり、ロリクレさんがキャンバスまで作ってくれました。ありがとうございました(場内拍手&歓声)」と感謝を述べ、「もう、しゃべってたらひっくり返りそう」とこぼす。

引用元:新日本プロレスサイト(https://www.njpw.co.jp/card_result/378569)

普段はマスクマンのエル・デスペラード選手の笑顔がこんなに見ることができるなんて、この試合が

それほどまでにエル・デスペラード選手と葛西純選手を突き動かす、お互いが惚れあい、惹かれあう証なんですよね。

もう、わたしは、このお二人の言葉を聞きながら胸にズンズンを突き刺さり、号泣しっぱなしでした。

次回はいつになるのか?まだわかりませんが、一年後くらいには再戦を観たいなと、わたしは勝手に思っています。

早ければクリスマスあたりに狂猿になれば、葛西純選手、エル・デスペラード選手のファンにとっては

最上級のクリスマスプレゼントになっちゃいますね。

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