11月20日(金)、東京・後楽園ホールで行われる三連戦最終日『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』第5戦。『BEST OF THE SUPER Jr.27』の公式戦3戦目の、試合結果を追っていきます。
パートナー・金丸の代打出場・上村をデスペラードはどう調理するのか?
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦・上村優也(0勝2敗)vsエル・デスペラード(1勝1敗)
開始のゴングと同時に上村が突っ込むが、すかさず場外に出て回避するデスペラード。
デスペラードは上村の背中にストンピングを連発、さらにボディスラムで叩きつけ腰へのダメージを蓄積させていく。
デスペラードは上村の左ヒザを痛めつけられながも、立ち上がるが、デスペラードは左ヒザにキックをいれる。
勝機とにらんだ上村は、閂スープレックス仕掛けるが、サミングで切り抜けられてしまう。
デスペラードが、すかさずエル・エス・クレロで丸め込んで、3カウント。
DOUKIに勝利の女神は微笑むのか?
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦・石森太二(1勝1敗)vsDOUKI(0勝2敗)
DOUKIはゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、場外に落ちた石森にトペ・スイシーダをヒット。
続いて石森を鉄柱に叩きつけ、石森のIWGPジュニアヘビーを奪い取り、殴りかかろうとするが、レフェリーに阻止されてしまう。
以降も気合いのこもった攻撃を見せ、石森がブラディークロスを仕掛けようとするも、切り抜けたDOUKIは、石森をレフェリーに激突DOUKIさせる。
さらに、鉄パイプを手にしたDOUKIは、石森にフルスイング、二発目を見舞おうとするが、石森はチャンピオンベルトで鉄パイプを吹っ飛ばしたあとに、DOUKIの脳天にベルトで一撃を食らわせる。
ブラディークロスを決めて勝利。
IWGPジュニアタッグでタッグを組んだ田口とワトが激突。
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦・田口隆祐(1勝1敗)とマスター・ワト(2勝0敗)
ゴング前に握手を交わす両者。
穏やかな展開からスタートするも、ワトがすかさず田口に奇襲をしかける。
ワトは田口に左右のキックを連発し、バズソーキックでダウンを奪い勝機到来か?と、ワトは気合いを入れる、レシエントメンテを決めてカバーしたがカウント2。
さらにワトはTTDを狙うも、田口は切り抜けてオーマイアンドガーアンクルを仕掛けられてしまう。
なんとか脱出したワトは回転エビ固めと仕掛ける。
なんと、田口は半ケツ状態に・・・。
ここで気を緩めてはいけないと、そのままエビ固めで切り返したワトの顔面に、まさかの田口の生尻が襲いかかり、生尻のダメージが大きく、3カウントで田口の勝利。
さすがに、顔面に生尻となれば、ワトに限らず誰もが反撃の気をなくしてしまいますよね(笑)
生尻攻撃に天山が抗議するが、田口は堂々の勝利をアピールするも、田口は急に顔面を覆い隠し、ケツを出したことに対し恥ずかしがり始めた、さらになぜか涙ぐむというシーンに。
CHAOS同門対決!SHO連勝更新なるのか?
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦・SHO(2勝0敗)vsロビー・イーグルス(1勝1敗)
開始ゴングと同時に拳を突き合わせ、互いの健闘を祈る両者だが、
両者、気合いの入った攻守が激しく入れ替わる。
終盤、両者はヒザ立ち状態でエルボー合戦から、立ち上がってエルボー合戦は続く。
競り勝ったイーグルスがラリアットを放つが、SHOは仁王立ちで立ちはだかると、イーグルスのキックのコンビネーションでSHOはダウン。
イーグルスはSHOのショックアローを切り抜け、リバースのアサイDDTからのロン・ミラー・スペシャルで、SHOの連勝ストップとなる勝利をゲット!
試合後、両者は座礼で握手をかわしてから、同門対決ということもあり、互いの手を挙げた。
注目の同門対決!ヒロムの優勝予言の承認はみなさんです
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦・高橋ヒロム(1勝1敗)とBUSHI(1勝1敗)
ヒロムはBUSHIの写真の下には「お母さん」と書かれている攻略本を手に入場し、放送席のミラノコレクションA.T.に
今回も預け、BUSHIに寄り添う形でリングイン。
普段は冷静なBUSHIも、今回ばかりは珍しく感情をあらわに攻撃をしかける。
ヒロムも真っ向から反撃し、お互いの技を知っている両者は、技をかけては、リング上でBUSHIは寝ころびながらの手招き、ヒロムはジャンピングからのあぐらで手招きと、少しずつ試合はどんどん熱を帯びていく。
ヒロムは雄叫びを上げたり、BUSHIに「立て、立て・・・」と連呼しながら、さらに攻撃の手を緩めない。
ヒロムは、TIME BOMB IIの体勢に入るが、BUSHIは切り抜けてBUSHIロールするがカウントは2。
ヒロムもラリアットでなぎ倒すが、BUSHIは立ち上がる、ヒロムがショットガンドロップキックをヒット、抱え上げてターンバックル・デスバレーボムを見舞う。
さらにヒロムはデスバレーボムからTIME BOMBをお見舞いしたが、この一撃で粘るBUSHIを沈め、ヒロムは2勝1敗。
試合後、ヒロムからBUSHIへもラブコールも飛び出す。
「俺が勝ったから言うんじゃないと前置きをしながら、BUSHIさん、あなたが同じチームで、あなたがパートナーで本当によかったです」と感謝を表した。
さらには、会場、NJPWのカメラに向かって、「みんなにもまだ言っていないことがある」と話し始め「優勝するのはこの俺! 高橋ヒロムだー!!」と高らかに宣言した。
最後には「もっと、もっと、もっと・・・BEST OF THE SUPER Jr. 27を楽しもうぜー」と締めくくる
まとめ
まだまだ、続くBEST OF THE SUPER Jr. 27の展開が楽しみですね。
が、ただでさえ掴みどころがなく、強豪選手ですら恐れている田口監督が、この大会中に起こったハプニングから、ケツ出し+赤パンツという新たなケツ攻撃を編み出した田口監督のこれからの試合展開も見逃せませんね。
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