週刊プロレス ツイッター 新日本プロレス ジェイ・ホワイトが九州大会で4つのシングル王座獲得!

ジェイ・ホワイト

ゴールデンウィーク明けに発売された「週刊プロレス」では、4/28・29・5/3・4日に行われた九州大会が巻頭ページで掲載されている。

九州大会では、タイトルマッチや、矢野通が2020年から保持し続けているNOPWを巡る闘いが繰り広げられた。

2年ぶりに開催となったレスリングどんたくの様子を、週刊プロレスからお伝えします。

ようやくたどり着いた最高峰への光を前に鷹木慎吾敗れる

新日本プロレスに入団するプロレスラーの多くは、いつかIWGPヘビー王座を手にしたいと思って入団すると言われている。

その、誰もが目標としてきたIWGPヘビー王座は、IWGPインターコンチネンタル王座と統一され、2021年3月にIWGP世界ヘビー王座になった。

初代王者・飯伏幸太から、世界ヘビー王座を初奪取したウィル・オスプレイは、オカダ・カズチカを挑戦者に指名したが、自分にも権利があると、挑戦表明をした鷹木慎吾。

今回の九州大会で、いつかは・・・と憧れ続けたIWGP王座への挑戦が、デビュー戦の地で行われる。

前哨戦から、気合満々だった鷹木慎吾。

多くのファンは、鷹木慎吾が取ったら面白い、IWGP世界王者に鷹木慎吾になってほしい。

そんなワクワクした想いと、期待が胸を躍らせたのではないだろうか。

試合は44分という死闘の末、鷹木慎吾は敗れウィル・オスプレイが初防衛を果たした結果となった。

いよいよオカダ・カズチカへのリベンジマッチを5月に行う予定だった2回目の防衛戦は、緊急事態宣言などの関係で、延期になってしまった。

史上初のグランドスラムを達成したジェイ・ホワイト

九州大会で、今回IWGP世界ヘビー王座に挑戦した鷹木慎吾から、NEVERのベルトを奪取した棚橋弘至に、ジェイ・ホワイトが挑戦する。

ジェイ・ホワイトは、正直強いし、頭も切れる。

策略家だし、演技者でもある。

試合中に、へばって見せる演技は絶品といってもいい。

ジェイ・ホワイトに対するレスラーは、このジェイ・ホワイトのヨタヨタしたり、立ち上がれないといった演技にスキを作ってしまうのだ。

一方、ジェイ・ホワイトは、そうやって体力の消耗を抑え、回復を図っている。

そんなへばったジェイ・ホワイトに棚橋弘至がグイグイと攻め込み、誰もが棚橋弘至の防衛は決まったと思った瞬間、セコンドについている外道が、相変わらずのレフェリーを釘付けにする。

その間にジェイ・ホワイトが取った行動は、タップアウト。

しかし、外道に気をとられているレフェリーは、ジェイ・ホワイトのタップアウトには気づかない。

毎回のこのシーンに、気をもんでいるファンも多い。

そして、頃合いを見てレフェリーは外道から解放され、ジェイ・ホワイトが棚橋弘至に反撃を仕掛け、レフェリーは3カウントを取って、NEVERのベルトはジェイ・ホワイトの手に渡ってしまった。

当日解説席にいた、獣神サンダー・ライガーは

「納得いかない、タップアウトをしているのに、カウントを取ってしまう、さらに、ベルトがジェイ・ホワイトの手に渡ったことに腹が立って仕方ない」

と、ファンの心の中の叫びを代弁してくれた。

だか、結果は変わることなく、これで、シングルタイトルを4つ手にしたジェイ・ホワイトは、史上初のグランドスラムを達成したことになる。

グランドスラム: Grand Slam)とはプロスポーツなどにおける主要大会の優勝を独占すること。

wikipediaより

ついに封印される飯塚高史から引き継いだ「アイアンフィンガー」

飯塚高史の引退後、アイアンフィンガーを受け継ぎ、大切に手元に置き、試合で活躍させていたアイアンフィンガーが、九州大会を最後に封印される。

そのアイアンフィンガーに憑りつかれたように固執していたタイチの前に、同じくアイアンフィンガーに魅了された男、タマ・トンガ。

しばらくの間、タマ・トンガに奪われ、試合でぶつかるたびにアイアンフィンガーを追い求めていた。

今回の九州大会で、タイチvsタマ・トンガはアイアンフィンガーを懸けて、ラダーマッチを行った。

いくつものはしごを手に、天井から吊るされたアイアンフィンガーを奪いに行く。

どうしても我の手に戻したいタイチを、タンガ・ロアや邪道が邪魔をする。

邪道によって、鉄柵にテーピング止めされたタイチは、破れてしまうのでは?そんなヒヤヒヤした瞬間もあったが、そこへ、ザック・セイバーJrやDOUKIが助けに入り、危機一髪のところで回避。

こちらも、アイアンフィンガーをかけて、鈴木軍とバレットクラブの死闘が繰り広げられた。

結果は、無事タイチのもとにアイアンフィンガーが戻り、自身の手で封印されることになった。

アイアンフィンガーを手にしたタイチは、最後のお別れをするように「アイツの曲をかけてやってくれ」と飯塚高史の曲をリクエストする、仲間想いのタイチの優しさが垣間見えた。

ラダー・マッチLadder match)は、プロレスで行われるさまざまな試合形式のうちの一つである。ハシゴ戦とも。

その特徴は、通常のプロレスの試合では凶器とみなされる脚立などのハシゴ(ラダー)を用いることである。ハシゴを登らないと手が届かない位置にターゲットの物を吊り下げ、それをとったら勝ち、という形式である。

wikipediaより

週刊プロレス ツイッター 新日本プロレス ジェイ・ホワイトが九州大会で4つのシングル王座獲得!・まとめ

飯塚高史の入場曲を聴いたのは、いつぶりだろう?

そんなことを思いながら、まだ、鈴木軍に入る前の飯塚高史からサインをいただいた時のことを思い出した。

プロレスの面白いところは、プロレスの試合を観るにつれ、以前はあまり好きだと感じていなかったレスラーのことを、いつの間にか応援していたり、ファンになっていることだ。

今回のタイチやザック・セイバーjr、鷹木慎吾なども以前はあまりいい印象を持っていなかったわたしだが、気づけば魅了されていることに気づく。

プロレスは、一瞬一瞬に思いを込めて、様々な思いを抱いてぶつかるからなのだろうか、ベルトに懸ける思いを聞けば、そんなに思いを寄せているなら取ってほしいと思ってしまう。

だから、プロレスは飽きないんだなと感じています。

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