1.6TDCで石井智弘に惨敗だったジェイ・ホワイト。
1.6以降、姿をくらまし、一時は新日本プロレスサイトの選手プロフィールからもジェイ・ホワイトの名前がない、新日本プロレスとの契約更新はないのか?と噂されていたが、2.1後楽園ホールに、突如、姿を現した。
突如姿を現したジェイ・ホワイトの的になっているのは?
2.1から始まったジェイ・ホワイトvs石井智弘の激突を追ってみよう。
2.1後楽園ホール・姿をくらましていたジェイ・ホワイトが石井智弘に襲い掛かる
2.1後楽園ホール。
オカダ・カズチカ&矢野通&石井智宏とEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷とトリオを結成して激突した。
最後は、石井が裕二郎に垂直落下式ブレーンバスターでピンフォールで勝ち。
すると、突如、1.6TDC以来、姿をくらませていたジェイ・ホワイトが乱入し、石井をブレードランナーでKOに追い込み、疾風のように去っていってしまった。
その後のバックステージコメントで、ジェイ・ホワイトは
「まだ俺の時代は終わっていない! プロレス界は俺のものだ。俺はまだもちろんバレットクラブのメンバーだ。ここにいる俺たちこそが正真正銘のバレットクラブだ。本物のバレットクラブとは何なのか教えてやろう。俺たちは常に変化しながら大きくなっていくユニットだ。過去の思い出に囚われることはない。」
「 イシイ! 俺の狙いはお前だ。トーキョードームで敗れて、俺は自信喪失した。あの時の俺は正気ではなかった。」
「本音を言うと、俺はもう自分は終わったと思っていた。これ以上ないチャンスをものにできなかった自分を責めていた。 だが、俺は目覚めた! 俺は何も間違っていなかったとやっと気づいた。」
「全ては俺の行く手を阻んだあいつのせいだ。チビでデブのあのハゲ、イシイ! イシイ、お前のせいだ! お前を『G1』で潰しておけばよかった! 今度こそあのピットブルの息の根を止めてやる!」
「 新日本、至急、明日の試合カードを変更しろ! イシイが出るタッグマッチに俺も組め!」
と、1.6TDCでの石井との戦いで自信を無くし、辞めてやると連呼したジェイ・ホワイト、その後、姿をくらまし、一時は新日本プロレスサイトの選手プロフィールからも姿を消し、2021年の契約更新はないのか?とまで噂されたジェイ・ホワイトが、石井への逆襲に闘志を燃やしている。
ジェイ・ホワイトの要望叶う!2.2後楽園ホールで石井智弘vsジェイ・ホワイトの熱い戦いが始まる
2.1後楽園ホールに突如現れたジェイ・ホワイトの一言で、CHAOSオカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通sBULLET CLUB・EVIL&ジェイ・ホワイト&タマ・トンガ&タンガ・ロア&高橋裕二郎が、イリミネーションマッチで激突することになった。
2.1で突如姿を表したジェイにKOされた石井は、入場時から怒りが収まらないといった表情で入場、ゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、大荒れの展開となった。
試合後もBULLET CLUBが大暴れし、挙句の果てにジェイ・ホワイトはG.o.D(タマ・トンガ、タンガ・ロア)と共に、後藤&石井&YOSHI-HASHIが保持するNEVER6人タッグへの挑戦を表明。
入場時から奇襲攻撃を仕掛けるつもりだったのか、石井が持ってこなかったNEVER6人タッグベルトを差して、ジェイ・ホワイトは「3つ目のベルトはどこに行ったんだ!? 謎だ。俺のマイクアピールが理解できたか? 」
「NEVER 6人タッグ王座は3対3で闘う。ベルトは3つあり、それぞれに与えられる。だが、今日は2人しか巻いてなかった。試合が終わって、タマとロアが1つずつベルトを掲げる横で、俺の手は空っぽだった。」
「今日の借りを返したくてたまらないんだろ? なら、挑戦を受けろ! ベルトも俺たちに巻かれるほうが何倍も良いと言ってる……」
さらに石井を挑発するコメントをバックステージで残している。
石井智弘もNEVER6人タッグに挑戦して来いとジェイ・ホワイトを挑発
迎え撃つ石井は「小僧、元気そうだなオイ! それにしても随分長い間、逃げ回ってたなオイ。おかあちゃんにでも慰めてもらってたのかオイオラ! たった1回の失敗でよ、現実から目を背き、挙げ句は逃亡か。笑かすなコノヤロー! オイ、オメーの喧嘩、買ってやるよ。あ、オメーじゃねえな、オメーらの喧嘩だな。オイ。(NEVER6人タッグベルト)獲りに来いよオイ。オイ、それから小僧、今んとこブレードランナー二つだな、覚えてるぞオイ」
と、石井は1.6TDC試合後のバックステージコメントでも
「昨日、50分近く試合してたヤツと、昨日何にもやってないヤツ。そりゃ何にもやってないヤツが有利に決まってるよな。だから、小僧、気にするな。またテメェが体調万全の時に、胸貸してやるよ」と言っていた言葉の通り、迎え撃つ気満々だ。
2.3後楽園ホールは急遽ジェイ・ホワイト出場にカード変更?
オカダ・カズチカ&矢野通&石井智宏vsEVIL&ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎。
当初、ディック東郷が出場予定だったが、2.2後楽園ホールで復活、NEVER6人タッグ挑戦表明をしたジェイ・ホワイトに、急遽交代することになった。
やはり、新日本プロレス的にも、BULLET CLUBはジェイ・ホワイトがメインとしようとしているのか?
それとも、EVIL押しなのか?ジェイの復活で雲行きが見えにくくなりつつある。
2.2でも、入場するやいなやジェイめがけて奇襲攻撃をしたかけた石井は、2.3でも入場と同時にジェイに突っかかり、かかってこい!逃げるな!と言わんばかりの闘志を見せた。
終盤、混戦模様の中、矢野は外道の邪魔も手伝い、裕二郎に有利になりかけたが、そこは、さすが矢野と言える策略と技が繰り広げられ、裕二郎にローブローからの丸め込みで矢野の勝利となった。
試合後、ゴングの音は会場中に響くも、石井の闘志は燃えたまま、場外でジェイをいたぶる。
さらに、石井は放送席の後藤洋央紀と協働して、ジェイに番外戦を仕掛け、ジェイは唖然としながらも、よろよろと逃げるようにリングを後にした。
ジェイ・ホワイトのNEVER6人タッグマッチの挑戦を石井智弘は受けるのか?
ジェイは、バックステージで、石井と後藤の場外乱闘に対して、新日本に苦言を呈している。
「ゲイブとツジは止めにも入らずただ突っ立って、俺がアイツらに一方的に攻撃されるのを見ていた……」
といった瞬間、石井がバックステージに突如現れ「うるせえ!」とジェイをさらに襲撃するシーンもみられた!
そんな石井を止めようと、外道が石井を抑えようとしたが、逆にエルボーで撃退されてしまう。
石井は、怒号を放ちながら、ジェイを控室へ引きずってさらなるバックステージへと姿を消してしまう。
その後、しばらくして、ジャージ姿のジェイがパイプイスを手に、再びインタビュースペースに現れ、「誰もイシイの攻撃を止めないじゃないか? でも、イシイがその気なら、いつでも相手になってやる! イシイが俺を襲撃しても、誰も止めようともしない!」
「新日本と新たな契約を結んだばかりだと言うのに、なぜ新日本はこんなにも俺を邪険に扱うんだ? スタッフもヤングライオンも新日本のスターである俺が襲撃されても知らんぷりだ! 今、プロレス界で一番話題を集めてるのは誰だ? ジェイ・ホワイトだろ! 新日本、俺がどれだけ会社に金を生み出してるのかわからないのか? 俺なしでお前らはやっていけない! ふざけるなよ!」
「イシイが俺を襲撃しても止めるなと命令したのか? トーキョードーム2日目のコメントでも言ったが、俺はやっぱり会社に大事にされていない。」
「ゴトーをNEVER6人タッグのタイトルマッチに出すな。俺とタマ、ロアの3人対、イシイと“燃える闘魂”YOSHI-HASHIの2人のペナルティマッチに変えろ! 新日本、これは命令だ! これを見たらすぐに回答をよこせ! 何もせずうやむやに終わらせようとするのなら、目に物見せてやるからな!」
と、新日本への苦言と不満をベラベラとしゃべり続けた。
だが、そもそも「NEVER 6人タッグ王座は3対3で闘う。ベルトは3つあり、それぞれに与えられる。」と、ジェイ自身で言っていたにもかかわらず、支離滅裂になっているのか、道理の通らない言葉を残している。
この両者の戦いは、まだまだ続きそうだ。
石井智弘vsジェイ・ホワイトの試合は実現するのか?
ジェイ・ホワイトの突如の復活から、すでに前哨戦ともいえる試合の流れができつつあるが、実際のところ、新日本として、この両者の、そして、NEVER6人タッグマッチの表明をそのまま通すのだろうか?
といっても、3対3での試合が実現することは想像しがたい。
なぜなら、BULLET CLUBはジェイ・ホワイトには外道、G.o.Dには邪道というセコンドが必ずついてくる。
そうなれば、5人対3人という試合を想定しておくべきだ。
1.5で飯伏幸太に負け、二冠王者となることを断念せざるを得なくなったジェイ・ホワイトにとって、今は、何が何でもベルトを持ちたいのだろう。
そこで、ベルトを狙う、ベルト保持者になる望みとして、石井智弘は欠かせない、一つのピースになりつつあるのだろう。
石井智弘vsジェイ・ホワイトどちらが勝利をつかむのか?
2月にはいり、ジェイ・ホワイトの突如の出現に加え、先日NEVER無差別級のベルト保持者であった鷹木信悟vs棚橋弘至の激闘の結果、破れ、ベルトが棚橋弘至に渡ってしまった。
だとすれば、もしかしたら
NEVER6人タッグベルトは、何がなんでもL・I・Jの威信にかけても、勝利したい試合になるだろう。
勝敗は、どちらの6人タッグマッチ戦になるかは、今後の展開でわかることだ。
石井智弘vsジェイ・ホワイトの熱い戦いは、今年いっぱい続くのはではないだろうかと、期待が溢れてしまうでしょう。
石井智弘vsジェイ・ホワイトまとめ
一度は同じユニットにいた、石井智弘とジェイ・ホワイト。
それが、ジェイ・ホワイトが突如裏切り、BULLET CLUBの門戸を開いてからは、激しい戦いを繰り広げてきたが、今年のCHAOSvsジェイ・ホワイトは、過去の中で一番の激戦となる予感。
なぜなら、ピットブル・石井智弘という、一番押してはいけないスイッチを押してしまったからだ。
そして、早くも両者のぶつかり合いを、NEVER6人タッグマッチとしてみることができる。
2月11日(木) 広島で「NEVER6人タッグマッチ」が開催されることに決定した。
この日は、ほかにも、オカダ・カズチカvsEVIL、IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタルのシングルマッチのカードも組まれている。
どの試合も、前哨戦から織りなす、熱い戦いが繰り広げられるのだ。
ベルトは誰の手に渡るのか?2月8日からの前哨戦を含め、目が離せないカードの、ベルトの行く末をしっかりと目に刻みたい。

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