2021.2.20(土) 23:00からテレ朝チャンネル2でスタートした、神田伯山の”真”日本プロレス。
実況アナウンサー・清野茂樹と共に、新日本プロレスの歴史と今を深掘りするプロレスバラエティとしてスタートした。
初回では、ふたりのプロレス談議に加え、テレビ朝日に残っている貴重な試合映像も大公開された。
プロレスのことをあんまり知らないという人も、いままでのプロレス界の話だけではなく、今現在のプロレス界にも目を向ける番組なので、プロレス勉強中の人にもおすすめの番組だ。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】毎回番組タイトルを新日本プロレスの選手直筆で書く
毎月、番組タイトルを選手が直筆で書く。
これだけでも、レアな企画といってもいい、だが、今回は直筆で書かれた番組名の入った手ぬぐいを視聴者プレゼントする。
これは、ファンにとっては毎回どの選手が書くのか?楽しみの一つになるだろう。
そして、第一回目のタイトル字は、飯伏幸太の直筆だ。
※第一回の応募期限は過ぎています。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】神田伯山も「スーパースター列伝」でプロレス勉強中・・・
神田伯山は、中学時代にプロレスにハマっていたことがある。
それでも、今回の”真”日本プロレスの話が来た時には、俺みたいなものがやっていいのか?と思ってしまったが、NHKのファミリヒストリーに出演し、元・柔術家の福岡庄太郎が高祖父にあたることが解ったことで、自分に繋がりのあることだと思えたと語っている。
現在は、もっともチケットの取れない講談師として知られている神田伯山だが、しばらくプロレスから離れていたこともあって、番組の話が来てから、改めてプロレスを勉強しているのだとか。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】日本人初のプロレスラーは元力士の”ソラマチ・マツダ”だった!
番組前半は、プロレス界の歴史や、新日本プロレスが旗揚げをするまでのプロレス界の歴史に迫る。
神田伯山がびっくりしたのは、プロレスの歴史がとても古いことだ。
明治15・6年ころに、元力士である”ソラマチ・マツダ”がアメリカに渡って活躍したのが、日本人初のプロレスラーの始まりである。
それから、1951年に力道山がデビューをしてからのプロレス界で起こった、アントニオ猪木やジャイアント馬場の試合の数々、アントニオ猪木の除名や日本プロレスクーデター事件、タイガージェットシンの腕折り事件など、様々な出来事と、日本プロレスから新日本プロレスが誕生した秘話など、テレビ朝日にしか残っていない貴重な試合映像などで振り返っていく。
下をたどっていくと、新日本プロレスがプロレス界では一番古い団体だが、1972年新日本プロレスが旗揚げした年は、新日本プロレスはどん底期、翌1973年には浮上期となり、それまでテレビ放送されていた日本プロレスから新日本プロレスへとテレビ放送が変わったことで、新日本プロレスは世間に知られていくようになった。
それからもプロレス界の低迷期は何度か訪れ、棚橋弘至や中邑真輔ら若手選手の尽力もあり、現在では満員となるまで、プロレス人気は回復している。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】神田伯山が今のプロレスラーで好きな選手・石井智弘について
神田伯山は、プロレスも芸能も、昔もいいけど今を知らないと面白さはわからないと話している。
そこで、今回は新日本プロレス・石井智弘について迫る。
石井智弘は、元々1996年に天龍源一郎のWARに入門したのち、長州力のWJプロレスに入り、WJプロレスを退団後、2006年から新日本プロレスのリングを主戦場としている。
2003.3.11・WJプロレスの旗揚げ試合で石井智弘のプロレスを見た神田伯山は、第1試合に組まれていた、石井智弘vs宇和野貴史の試合での、バッチバッチ感が長州イムズで良かったと言っている。
神田伯山曰く、石井智弘は長州力と天龍源一郎のDNAを継ぐ男だとも言っている。
オカダ・カズチカなどもかっこいいと思うが、37歳の神田伯山には眩しすぎる、その点でも40代の石井智弘は、自己投影をするのにすごく良く、頑張っている石井智弘を見ると、自分にない根気を石井智弘から感じることもできるだそう。
確かに、石井智弘はほかの40代レスラーに比べると、動きも試合に懸ける熱さも、20代・30代のレスラーに負けない。
だが、言葉少なに目で語ることもあれば、しぐさや行動で相手を、チームを思う心意気をとてつもなく感じる男だ。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】唯一SNSをやらない男・石井智弘
今ではほとんどのプロレスラーがインスタ、Twitter、Facebookなどをやっていることが当たり前になっているが、石井智弘はアメブロしかやっていない。
しかも、ブログに書かれる内容は、試合のことも、プロレスに関することも一切書かれることはない。
日々の食事や、買ったモノなど、リング上で見せるバチバチ、ゴツゴツしたプロレスをしているレスラーと同一人物とは思えない内容ばかりだ。
神田伯山も言っているが、リング上では見えない部分を見せてくれるギャップがたまらなくいい。
そう、鋭い視線、一歩も引かない、むしろ前に前に出ていく男気溢れるプロレスをリング上では見せる石井智弘が、ことブログになるとまったく別の側面を見せてくれる。
しかも、コスチュームのシンプルさと相まって、ブログもだらだらと長く書くのではなく、シンプルにあっさりとプライベートの情報をアップしている。
しかも、もう一つギャップを感じさせるのは、MAY’Sが好きで、DVDやCDを全て揃えている。
もちろん、石井智弘の入場曲もMAY’Sに作ってもらったものだ。
【神田伯山の”真”日本プロレス2/20見逃し】神田伯山が好きなプロレスラー・石井智弘に迫る・まとめ
石井智弘という男は、体もほかのレスラーに比べると小さいほうだと思う、だが、打たれても打たれても立上り、引くどころか、前に前に出ていくプロレスをする。
そんな石井智弘のプロレスに、勇気やパワーをもらっているファンは多いだろう。
所属するCHAOSの中では、潔癖症と言われていることも、ギャップを感じさせるのだが、来ている服はアルマーニが多く、好きなモノはとことん好きなのだと、ブレない男を感じさせる。
だが、キラキラと派手なことはなく、いたってシンプルなのだ、そう、リング上で見せる試合も、ブログで見せるプライベートもすべてがシンプル、だけど、目が離せない男だ。
時折みせる笑顔は、とても愛らしいとさえ思ってしまうし、2020年後藤洋央紀とYOSHI-HASHIと共に獲った6人タッグの試合中も、YOSHI-HASHIをカバーしたり、カウントを取らせるために力を尽くす、だが、決して俺がやってやったなんて野暮なことは言わない。
むしろ、いままでいろんなことを言ってきた奴、言っている奴なんてほっとけ、お前はいままでやってきたことの結果がこおベルトだ!と言葉をかける、そんなかっこいい男が、新日本プロレスの石井智弘なのだ。
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