新日本プロレス・棚橋弘至といえば「愛してま~す」の言葉や、100年に一人の逸材といったキャッチコピーや名言で知られている。
プロレス試合の会場では、「たなー」と女性の黄色い声援が絶えない選手でもある。
だが、この1年数か月、シングル王座戦から離れていた棚橋弘至が、2021年シングル王座戦の舞台に戻ってきた。
今回は、新日本プロレス・プロレスラー棚橋弘至について。
【棚橋弘至ツイッター】棚橋弘至プロフィール
■所属ユニット:本隊 身長:181cm 体重:101kg 生年月日:1976年11月13日
■出身地:岐阜県大垣市 「奥の細道むすびの地」大垣交流大使を務める。
■血液型:O型 デビュー:1999年10月10日
■得意技:ハイフライフロー、テキサスクローバーホールド、スリングブレイド、ドラゴンスープレックス
■入場テーマ:LOVE & ENERGY
■Twitter:@tanahashi1_100
■主なタイトルでの優勝歴:IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、IWGPヘビー級タッグ王座、NEVER無差別級6人タッグ王座、G1 CLIMAX 17、G1 CLIMAX 25、G1 CLIMAX 28優勝、NEW JAPAN CUP 2007優勝、NEW JAPAN CUP 2009優勝、IWGP・U-30無差別級王座、GHCタッグ王座
2021.1.30には、鷹木信悟からNEVER無差別級を勝ち取り、第32代NEVER無差別級王者となる。
■ニックネーム:「100年に一人の逸材」、「エース」
■名言:「愛してま〜す!!」
「生まれてこのかた、疲れたことありませんから」
この2つの名言についてのエピソードが、ベースボールマガジン社「いつ何時誰でも!使えるプロレス語」に書かされている。
■特技:エアギター
メインイベントで勝利後、観客のリクエストに応じて披露するパフォーマンス。
ギターケースを開ける所から始まり、ギターBGMに合わせてギターを掻きむしり、ジャンプをするパフォーマンスが多いが、最近ではギターを破壊するパフォーマンスのあとに、リクエストがあった場合には、エアギターを再度、客席から投げ込んでもらうパフォーマンスをするときもある。
■好きな食べ物:生クリーム、白米
■嫌いな食べ物:とくになし
■趣味:読書、ゲーム、仮面ライダー
・ゲームは「モンスターハンター」好きを公言。新日本スタッフらと「狩りに出かける」ことも多いとのこと。
・仮面ライダーは、平成ライダーシリーズの「仮面ライダーカブト」からハマり、現在の棚橋スタイルに強い影響を与えたことをインタビュー等で話している。
入場時の逸材ポーズは、「カブト」のポーズから、エアギターは、「仮面ライダー響鬼」のトドロキからインスパイアされたようだ。
一番好きなシリーズは「仮面ライダーW」
■棚橋弘至のこれまで
大学時代からレスリングを始め、1998年2月に新日本プロレスの入門テストに合格。
1999年に立命館大学を卒業し、新日本へ入門した。
【棚橋弘至ツイッター】名言①「愛してま~す」は最上級のありがとう
棚橋弘至といえば、出演するテレビ番組などでも見たこと、聞いたことがある「愛してま~す」は、もともとは定番のセリフではなかった。
「愛してま~す」が使われ始めたのは、2006年。
今では、どの会場も即満席をとなる新日本プロレスだが、その新日本プロレスでもビジネス的に下がっていた時があり、ブロック・レスナーのドタキャンで急遽試合に出ることになり、棚橋弘至が勝利した瞬間、リングサイドの観客が集まって祝福をしてくれたときに「僕はやっぱり、新日本プロレスを愛しています」と言ったのが最初の愛してますなのだそう。
棚橋弘至にとって「愛してま~す」は最上級のありがとうなのだと話している。
【棚橋弘至ツイッター】名言②「生まれてこのかた、疲れたことありませんから」飲み屋がきっかけ
試合後に行った飲み屋さんでおしぼりを出された時に「お疲れ様です」と言われた時に、たまたま試合後でも疲れていなかったので「ありがとう、でも大丈夫、疲れてないから」と返したのがきっかけだと話している。
疲れたという人と一緒にいると心が沈むのと同じで、疲れたことがないという言葉のパワーを周りの人に分けたいと思ったのだろう。
【棚橋弘至ツイッター】100年に一度の逸材は仮面ライダーからインスパイアされたもの
仮面ライダーキバの紅音也が「1000年に一人の天才バイオリニスト」と言われていたことを自分なりにアレンジしてできたのが、100年に一人に逸材だ。
仮面ライダーキバの紅音也が1000年なら、プロレスの歴史はまだ60年ちょっとくらいとうこともあって、100年とし、天才の意味を調べたときに、同義
語ででてきた逸材を使うことにしたのだという。
【棚橋弘至ツイッター】棚橋弘至まとめ
棚橋弘至は、新日本プロレスが、プロレス界が下がっていた時に、巡業先に宣伝にいったり、テレビやラジオなどに出演し、プロレス界を元気にしようと、尽力してきた選手だ。
それでも、会場を満員にできない時期もあった。
でも、これからのプロレス界を引っ張っていく、プロレス界をもっと元気にしていくという信念があったからこそ、いまのプロレス界が盛り上がっているのだと思います。
わたしが、プロレスの試合を観に行き始めたときは、まさに下がっていたころだった。
たしかに、チケットは当日券でも良い席で観ることができた。
でも、今はというと発売まもなく完売、もしくは、残り僅かになっていることがほとんどだ。
そんな棚橋弘至は、ファッション誌やTarzanなど、筋肉系の雑誌などの掲載も多い。
今年に入ってからは、ZIMAとのコラボで「ハイフライレモン」も発売されている。
新日本プロレス公式グッズでは、コロナ禍で声援もできない、ファンにハグをすることもできない状況が続いていることもあり、棚橋弘至本人のアイデアで、バスタオルに両手を広げた棚橋弘至が描かれている「エアハグタオル」も販売している。
このタオルでわが身を包めば、棚橋弘至がハグをしてくれている錯覚に陥るというもの。
女性ファンが多い理由に、このようにファンがしてほしい欲求を満たし、心をわしづかみにするとこなのではないだろうか。
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