SUPER JーCUP優勝者宣戦布告した高橋ヒロムの魅力とは?

華やかさを増しているプロレス界。

最近では、テレビのCMや雑誌、バラエティ番組やラジオといろいろなところで、プロレスラーを見かけることも増えています。

この数年では、自伝やスタイルブック、料理本など、プロレス以外でも、活躍を広げていることもあって、プロレスを知らなくても、プロレスラーの名前を知っている人も多いでしょう。

12月17日にスタイルブックを発売した、新日本プロレス・高橋ヒロム選手の魅力を少し探ってみましょう。

12月11日・BEST OF THE SUPER Jr.27で優勝!

日本武道館で開催された、BEST OF THE SUPER Jr.27の決勝戦。

リーグ戦では、エル・デスペラードとの試合で、膝を痛めつけられ、自身の口からギブアップを発してしまい、勝利をエル・デスペラードに譲ってしまった。

が、全試合の点数から、決勝戦進出が決定し、再び叶った高橋ヒロムvsエル・デスペラードとの決勝戦。

この試合は、日本武道館のメインイベントとして開催されたが、両者全力を出し切っている、本気と本気のぶつかり合いが、観客席にも広がっていく、なりふり構わず、優勝をかけた両者の戦いは、ヒートアップし、ヒロムがデスペラードのマスクに手をかける。

マスクマンのマスクを剥ぐというのは、よく見かける試合シーンだが、ここまで、壮絶に、しかも、大胆というほどの勢いでマスクをはぎ取るシーンは、そうそう見ることはないだろう。

ヒロムの手には、半分以上はぎ取られたエル・デスペラードのマスクが・・・。

本来、マスクマンがマスクを奪われたときは、即座にタオルをかけ、隠すシーンが当たり前なのだが、今回の試合は、両者の気迫と熱に圧巻させられたのか、誰もが、その光景をただただ見つめていた。

マスクをはぎ取られたエル・デスペラードは?

マスクをはぎ取られたエル・デスペラードはというと、顔を隠すどころか、自ら残っているマスクを外し、素顔を明かした瞬間。

しかも、かなりのイケメンときては誰もが釘付けになったに違いないでしょう。

試合もそのまま続行され、高橋ヒロムがBEST OF THE SUPER Jr.27優勝者をなった。

ただ、マスクがあろうがなかろうが、リングの上にいるのは高橋ヒロムとエル・デスペラード、そのものだった。

ここで、両者の男気を感じるのは、バックステージでのコメント。

エル・デスペラードは「俺の同期すげーだろ」と言い、高橋ヒロムは「リングの上にいたのは、高橋ヒロムとエル・デスペラードだった」と言った。

この言葉は、マスクをしていようがいまいが、エル・デスペラードはエル・デスペラードだと、素顔が出た出ない、そういったことは関係なく、二人の男の試合、ぶつかり合いだったんだと、感じさせるこの言葉に感動すら覚えたものです。

12月17日発売・HIROMU BOMB!!!

新日本プロレスの選手の中でも、高橋ヒロム選手は奇想天外で、パワーがみなぎる選手だ。

カラフルで派手なコスチュームは、一度見たら忘れることはないだろう。

ここぞという試合の時には、まるで宝塚の衣装を感じさせる羽をひらひらと揺らしながら、登場する。

そんなシーンは、プロレスラーと感じさせない、不思議な雰囲気を感じさせる。

だが、一歩リングに上がれば、熱い試合を繰り広げる。

そして、マイクアピールや、バックステージでのコメントなど、言葉を発することにもたけている。

プロレスラーというと、試合をして終わりと思っている人も多いだろうか。

だが、プロレスラーの魅力の一つに言葉を発する力もあるのです。

そんな高橋ヒロム選手が、スタイルブックを発売した。

ヒロム画伯?

プロレスラーの中にも、絵を描く人がいます。

高橋ヒロム選手もその一人。

このヒロム画伯の絵もユニークで、個性が溢れる絵なのです。

しかし、特徴を掴んでいる絵もあれば、とっても可愛らしい絵もある。

時にはピカソのような奇想天外さもある絵は、尖った心をゆるく、穏やかな心に変える効果もあるかもしれません。

派手なコスチュームはいつから?

カマイタチ時代の2016年は、いまのような派手さはなく、赤・黒・シルバーの三色が主で、デザインもロングパンツという、よく見かけるプロレスラーのコスチュームでした。

2017年には、いまに繋がる派手さが出始めました。

メキシコからの遠征から帰ってきたときに、派手に帰ってきてやろうという思いから、コスチュームに派手さが出て、華やかな感じになってきました。

2017年からは、時限爆弾をイメージしたコスチュームになって、派手さはどんどん増していく頃。

このころから、ジャケットに加えて、毛皮を着て登場するようにもなりました。

2017年に登場した毛皮のロングジャケットはいったんお休みをして、コスチュームの素材から数回しか着ていないコスチュームのあるようです。

2018年も、同じように毛皮とジャケットという2パターンのコスチュームが定着してきました。

ただ、派手というよりはシックでいながら、華やかさを感じさせる黒ベースの色使いになっています。

2019年は、さらに多色使いのジャケットと毛皮になり、スプレーで書かれる文字もおおくなってきたようです。

芸能人の人たちも衣装をその時その時変えることがありますよね。

プロレスラーも毎年デザインを変える選手もいれば、イメージとして定着しているコスチュームを崩さない選手もいます。

獣神サンダーライガー元選手は、マスクを何度もはがされることも多く、多くのマスクを持っているようで、解説で登場するときでも、マスクのデザイン、色合いが変わっていることがあります。

コスチュームのデザイン、変化もプロレス観戦の楽しみの一つです。

まとめ

一見、奇想天外でつかみどころがない高橋ヒロム選手ですが、言葉を発すれば、人を魅了する言葉を発する。

相手を思い、相手への思いをストレートに言葉にするところは、色っぽい男を感じさせる時すらあります。

そして、ユニットメンバーへの愛も深く、熱いのです。

そして、BEST OF THE SUPER Jr.27で優勝したことで、海外「SUPER JーCUP」優勝者と試合したいと宣戦布告をする、いまよりも、もっともっとと上を目指す言葉や、行動に、魅了される人はこれからも増えていくことだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました