【オカダ・カズチカ聖火ランナー】新日本プロレス・オカダ・カズチカが地元愛知で聖火ランナーに参加

オカダ・カズチカ

新日本プロレスのオカダ・カズチカが、2021年4月6日(火)に地元・愛知で聖火ランナーとして参加した。

本来は2020年4月7日(火)に走るはずだったが、コロナの影響で東京オリンピックが延期。

このまま、東京オリンピックは開催されないのか?という疑念もある中でスタートした聖火ランナーは、オカダ・カズチカの地元・愛知県安城市にて「東京2020聖火リレー」が行われ、第4区の最終ランナーとして登場した!

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカが聖火ランナーを志望した動機

安城市は僕が生まれ育った故郷です。中学までをほぼ安城市で過ごし、現在も実家は変わらぬ場所にあります。学生時代の部活動では野球や陸上に励んでいました。

そんな中に出会ったプロレスには非常に惹かれるものがあり、テレビ中継を観たり、会場に足を運んだり、中学生ながらに情報を集めていく中で、決心したことは「プロレスがやりたい。」 中学卒業後、単身、プロレス学校へ入門し、修行のためメキシコへ行きました。

自分で決めて選んだ道とはいえ、練習メニューも環境も、かなり厳しいものでしたが、決してあきらめる気持ちにはなりませんでした。それは、両親をはじめとする多くの方に支えてもらえたからだと感謝しています。

「人事を尽くして天命を待つ」を自分の信条として、これまでプロレスに邁進してまいりました。

今回、安城市のオリンピック聖火ランナーを務めさせていただくことで、これまで応援してくださった故郷の子どもたちや市民の皆さんに、勇気と元気と笑顔が届けられるよう、精一杯走らせていただきたいと思います。(2020年用の文章)

そして、2021年用の文章では、

聖火リレー延期を昨年3月に聞いて、今年はどうなるかなと思っていましたが、 お話をいただけで嬉しかったです。

 オリンピックに出られる選手の為にも安全に聖火を次の方に渡していきたいです。

と、東京オリンピックの開催に期待をする様子がうかがえる。

プロレスの試合を観て、元気や勇気を与えることができるし、元気を、勇気をもらっている人も多い。

そこへ、新日本プロレスのオカダ・カズチカが聖火ランナーとして、地元を走ることで、これからのプロレス界の変化とも感じることができたのではないだろうか。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】プロレスの入場時には見せない表情で聖火ランナーを果たす

中学校卒業まで過ごした地元の愛知県安城市で務めたオカダ・カズチカは、プロレスの入場ではなかなか見ることがない、終始笑顔で登場した。

沿道にも手を振りながら走り切ったオカダ・カズチカは、「最高でした。なかなかプロレスの入場で笑顔で入場してくるってことはないので、また違うオカダ・カズチカを見せられたんじゃないかなと思いますね」とインタビューに答えている。

さらに「プロレスラーのなかで走れる方もそんなにいないと思いますし、そこは僕だからこそというのもあると思いますので、トーチを持って胸を張っていきたいと思いますね」と、プロレス界の顔として聖火リレーに華を添えられたのではないだろうか。

注目度の高い五輪のパワーを感じたオカダ・カズチカは「苦労して、努力して勝つ姿で元気をもらえたりすると思いますし。五輪を成功させてもらってですね、選手の活躍だけでなく、いろいろなもので元気や勇気をもらえる人はいると思いますので。そういう人たちのためにもしっかり五輪やってもらいたいというのはありますね」とも話している。

走行後のインタビューでは、「最高でした。皆さん笑顔で手を振ってくれていたので、しっかり笑顔を振りまきながら走ることができたので、最高でしたね。楽しかったです。」

「一生に一度のことだと思いますし、楽しかったですし、すごい経験をさせてもらったというのはありますね」と、プロレスでいえば、最高で最強のベルトを手にしたときのような充実した表情を見せた。

走行時のインタビューはこちら↓

https://sports.nhk.or.jp/olympic/torch/highlights/

ベルトと言えば、この一年オカダ・カズチカはベルトのタイトルマッチから離れたいたところに、飯伏幸太のIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルのベルト統一の言葉に、3月に行われたニュージャパンカップで優勝し、飯伏幸太に挑戦するはずだったが、鷹木慎吾に敗退し、IWGP挑戦には手が届かなった。

が、4月4日(土)両国国技館で、ニュージャパンカップ優勝者・ウィル・オスプレイが王者飯伏幸太に勝利した際に、次の挑戦者にオカダ・カズチカを指名し、思わぬかたちでIWGPへの挑戦権を得ることになった。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカプロフィール


■所属ユニット:CHAOS 

■身長:191cm 

■体重:107kg 

■生年月日:1987年11月8日 

■出身地:愛知県安城市

 ■血液型:A型

 ■デビュー:2004年8月29日 

■得意技:レインメーカー、ドロップキック、ツームストンパイルドライバー、ヘビーレイン、コブラクラッチ

■入場テーマ:RAIN MAKER 

■Twitter:@rainmakerXokada 

■Instagram:rainmakerxokada

 ■主なタイトル:優勝歴IWGPヘビー級王座、G1 CLIMAX22優勝、G1 CLIMAX24優勝、NEW JAPAN CUP 2013優勝、NEW JAPAN CUP 2019優勝

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~新日本プロレス入団まで~

15歳の時にウルティモ・ドラゴンが校長を務める闘龍門に13期生として入門し、現地時間の2004年8月29日、16歳の時に、メキシコ・アレナ・コリセオにおけるネグロ・ナバーロ戦でデビューする。

2004年12月に「ヤングドラゴン杯」を制覇。2004年07年7月22日「ULTIMO DRAGON 20th ANNIVERSARY」にて獣神サンダー・ライガー、ミラノコレクションA.T.とトリオを結成、試合後、闘龍門卒業と新日本プロレス入団をファンに報告する。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~新日本プロレスデビューから海外凱旋帰国まで~

2004年8月26日、後楽園ホールにおける内藤哲也戦でプレデビューする。

2008年4月12日、蓮田市総合市民体育館における石狩太一(現:タイチ)戦で本格デビューした後、金本浩二にケンカを売ったり、プロレスリング・ノアとの対抗戦を経験するなど、トップ戦線に食い込むべく奮闘。

2010年2月には、無期限の海外武者修行へ出発する。

2012年1月4日東京ドームで行なわれたYOSHI-HASHIとのダブル凱旋帰国マッチで完勝を収め、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至へ挑戦表明をする。


東京ドームに登場した時は、新日本プロレスの伝統でもある黒パンツで勢いよく入場してきたのが懐かしく思える。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~王者タイトルマッチとレインメーカー炸裂~

2012年2月12日大阪で予想を覆して棚橋を破り、第57代IWGP王者となる。


2012年8月の『G1 CLIMAX』に初出場し、決勝戦でカール・アンダーソンを破り、最年少優勝記録を更新。


2014年8月10日西武ドームで行われた『G1 CLIMAX 24』優勝決定戦で、中邑真輔との激闘を制し、2度目のG1制覇を果たす。


2015年7月5日大阪城ホールでAJスタイルズの持つIWGPヘビー級王座に挑戦し、最後は得意技のレインメーカーでAJを破り、第63代IWGPヘビー級王座に。


2016年1月4日東京ドーム大会で、棚橋弘至を破り2度目の防衛に成功した。
2016年2月11日大阪府立体育会館大会で、後藤洋央紀を破り3度目の防衛に成功する。
2016年4月10日両国国技館大会・IWGPヘビー級選手権試合で、内藤哲也に敗れ、防衛に失敗するも、2016年6月19日大阪城ホール大会で、内藤哲也を破り第65代IWGPヘビー級王者となった。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~IWGPヘビー王座連続防衛記録V12を達成~

2016年4月10日以降の防衛戦は、

2016年10月10日両国国技館大会・丸藤正道

2017年1月4日東京ドーム大会・ケニー・オメガ

2017年2月5日北海きたえーる大会・鈴木みのる

2017年4月9日両国国技館大会・柴田勝頼

2017年5月3日福岡国際センター大会・バッドラック・ファレ

2017年6月11日大阪城ボール・ケニー・オメガ

2017年7月1日アメリカ・ロングビーチ大会・Cody

2017年10月9日両国国技館大会・EVIL

2018年1月4日東京ドーム大会・内藤哲也

2018年2月10日エディオンアリーナ大阪大会・SANADA

2018年4月1日両国国技館大会・ザック・セイバーJr.

2018年5月4日福岡国際センター・棚橋弘至
と、圧倒的な強さで棚橋弘至の持つIWGPヘビー王座連続防衛記録を破りV12を達成している。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~IWGPヘビー王座敗退~

2018年6月9日大阪城ホールで13度目の防衛をかけて、ケニー・オメガとの対戦では、完全決着をもとめ、史上初の時間無制限3本勝負に挑んだが、トータルタイム64分50秒の闘いを制したのはケニー・オメガで、13度目の防衛はならなかった。


2018年9月23日神戸ワールド記念ホール大会にて『東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦』を棚橋弘至と争いに敗れ、ジェイ・ホワイト、外道に反旗を翻されることになる。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】オカダ・カズチカのこれまで~NEW JAPAN CUP優勝からWGPヘビー王座を手放すまで~

2019年3月8日後楽園ホール大会で開幕した『NEW JAPAN CUP 2019』にエントリーし、2019年3月24日アオーレ長岡大会の決勝にてSANADAを破り優勝する。


2019年4月6日アメリカ・マディソンスクエアガーデン大会で、ジェイ・ホワイトの持つIWGPヘビー級王座に挑戦し、30分を超える激闘を制し、第69代王者となる。


2019年5月4日福岡国際センター大会でSANADA、2019年6月9日大阪城ホール大会でクリス・ジェリコを破り2度の防衛を果たす。2019年8月31日ロンドン・ザ・カッパー ボックス大会で鈴木みのる、2019年10月14日両国国技館大会でSANADA、2020年1月4日東京ドーム大会で飯伏幸太を破り5度の防衛を果たしたが、翌2020年1月5日東京ドーム大会で史上初となるIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権で内藤哲也と激突するも王座から陥落してから、一年間はタイトルマッチ戦には上がっていない。

2021年5月29日東京ドームで、統一されたIWGP世界ヘビー級のベルトに挑戦することが決定している。

【オカダ・カズチカ聖火ランナー】まとめ

オカダ・カズチカは長身でありながら、身のこなしも軽く、高い位置でのドロップキックを炸裂することでもしられている。
CHAOSの中でも、先輩と後輩のいい橋渡し役になっているところもあれば、頼りになるムードメーカー的な役割もあるように見えるが、いつも高みを目指しているという雰囲気も醸し出しつつ、自分のスタイルを崩さないプロレススタイルを持っているのではないだろうか。

トップの選手は、トップのものを使う、持つというスタンスを持っており、愛車は赤のフェラーリ。これは、IWGP王者になってから、言葉にすることが多くなったように思う。
たしかに、試合会場にオカダ・カズチカの入場曲レインメーカーが流れ、オカダ・カズチカが姿を現すだけで、一気に会場のボルテージは上がるし、何よりも存在に華があるのだ。

2021年のコスチュームガウンやTシャツのデザインには、

世界を纏って闘う。 2020年、コロナ禍により、人と人の間には距離が設けられ、国と国の間には壁が設けられ、世界は分断されました。 2021年、分断された世界が、再び密に繋がるべく祈りをこめて、 デザインでは、世界国旗を記号化し、国境の境界を超えて、上下左右に密に繋げました。 肉眼では赤白金に見えるユニフォームは、光が当たることで、多彩な色に変化し輝きます。 光射す世界に希望を。

というメッセージが込められている。
光るコスチュームガウンに身を包み、入場するオカダ・カズチカが、2021年ふたたび新日本プロレスの顔になるのか?そんな期待を抱いているファンも多いだろう。

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