高橋ヒロムとSHOのジュニアのベルトを懸けた前哨戦が熱い!②

SHO

2月10日広島でIWGPジュニアヘビー級選手権で戦う王者・高橋ヒロムと挑戦者・SHOが前哨戦で熱い戦いを繰り広げている。

1.17からスタートした前哨戦3日目。

2.10広島での激突が早く見たくてたまらないと思っているファンも多いだろう。

だが、まだまだ、前哨戦はまだ始まったばかり。

そんな期待感止まらない前哨戦の話をしよう。

楽しくて仕方ない高橋ヒロムと飯伏とのメインイベントに心を向けるSHOの前哨戦3日目

1.19・後楽園ホール。

この日も、2.10・広島での激突をいまかいまかと待っている、高橋ヒロムとSHOの熱い思いを懸けた戦いが繰り広げられた。

いつもと変わらず、ヒロムはベルトとトロフィーを携え、ハイテンションで入場。

ヒロムはいきなりSHOにショットガンドロップキックを炸裂させるが、ショルダータックル合戦になり、SHOはヒロムから2度のダウンを奪う。

さらにSHOは、串刺しラリアットからショルダータックルでヒロムをコーナーに追い込み、肩を踏みつける。

ヒロムはSHOにエルボーを叩きこまれるが、キックで迎撃、場外戦ではSHOを鉄柵に叩きつけ、リングに戻してBUSHIにスイッチ。

1.19もタッグ戦にも関わらず、ヒロムとSHOのぶつかり合いは止まることがない。

シングル戦であれば、おそらく毎回時間切れになっているのではないかと思わせられる試合を展開している。

いきなり激しいエルボー合戦を繰り広げる高橋ヒロムとSHO

1.21・埼玉サイデン科学アリーナ。

ヒロムとSHOのマッチアップは、いきなり激しいエルボー合戦を繰り広げるが、SHOが競り勝つ。

続くロープワークでもSHOはヒロムにショルダータックルを仕掛け、ダウンを奪う。

日に日に二人の中で、闘志と楽しさと凄さが入り交ざり、白熱するマッチアップを繰り広げる。

スピードといい、やりあっても立ちあがり、ぶつかり合う。

そんな高橋ヒロムとSHOの前哨戦はまだまだ、これらから。

バックステージコメントで楽しいを連呼する高橋ヒロムの興奮は止まらない

1.19・後楽園ホールでのバックステージでも、高橋ヒロムは「こんなにも、こんなにも、こんなにも楽しいなんて」

から始まっているが、実は、バックステージにたどり着く前に、興奮が止まらないヒロムは、カメラに向かって独り言のような、コメントのようにすごい楽しかったと話している。

そして、バックステージでもさらに「凄く楽しかった。超楽しい、凄い楽しい」の連呼だ。

だが、高橋ヒロムには1.18・後楽園ホールのSHOのコメントにショックが隠せずに「でも、一つだけ悲しいことがあるんだ。昨日(1.18)のコメントで、『旗揚げ記念日』に飯伏とやりたいと。SHOが飯伏幸太の大ファンということは知っているけど、寂しいな。」

「まさか、俺とやる前にこのIWGPジュニアヘビー級チャンピオンのつもりか?俺と戦う前にお前はチャンピオンになったつもりなのか?(笑) 寂しいじゃないか、それが一つだけすごい寂しいんだ。俺はお前とやるのが凄く楽しい、あまりいも楽しすぎて、前哨戦で潰してしまいそうだ」とコメントしている。

前日に、飯伏幸太と試合がしたいといったSHOのコメントは、自分のいま目の前に立っている対戦相手を、改めて感じたようだ。

「改めて、もう一度思い知らされた。俺の相手は高橋ヒロムだ。覚えているか?俺がデビューしてすぐ、お前と愛媛の今治での第1試合でシングル戦をしたこと、何年も前のことを覚えている」

「高橋ヒロム、あんたにはいろんな思いがある、だから、ビッグマッチのメインでベルトを懸けて、IWGPジュニア、100㎏未満最強のベルトを懸けて、闘えるのが凄く嬉しい」と、まだまだ続く前哨戦への、熱と思いがようやく高橋ヒロムだけを見据えるようになったSHOを感じさせるコメントだ。

ヒロムをショックに落とし込んだSHOが今度はヒロムに空かされる

1.21・埼玉サイデン科学アリーナでのバックステージコメントで、今度はヒロムがSHOのコメントを空かしていく。

SHOのデビューしたての頃にヒロムと闘った今治の試合のことは、ヒロムは覚えていない、あんまり記憶力が良い方じゃないからごめんね。と、飯伏幸太と旗揚げ記念日でやりたいと言ったSHOへの当てつけのように軽く交わしている。

そんな交わし方をするのがヒロムはうまい。

現に、この日のヒロムのコメントは「俺のプロレス人生の中で印象に記憶に残ってる試合なんてまだ数試合しかないけど、2020年12月2日の試合は鮮明に残ってる」と言いながら

「とりあえずみんな!手洗い、うがい、元気元気!手洗い、うがい、元気元気!」と何度も叫びながらインタビュースペースから立ち去っていった。

本当は覚えていて、SHOをじらしているのか?

本当に覚えていないのか?

その真実は高橋ヒロム自身にしかわからないが、ここまでの前哨戦後のコメントは、SHOに対しての熱い思い、楽しい、凄く楽しいと連呼していたにも関わらず、この日は、そんな言葉を一言も口に出さない。

そんなヒロムは、策略家なのか?ただただ素直なのか?どちらなんだろう?

楽しいからこそ多くの人に見てもらいたい高橋ヒロムvsSHOの新日本ジュニアの試合

1.23・後楽園ホール。

この日は、イルミネーションマッチでの前哨戦となったが、ヒロムとSHOのマッチアップになると、まるでシングル戦を見ているかのような錯覚に陥るほど、毎日、熱い思いをぶつけあっている。

SHOは「楽しい、お前との闘いはすげー楽しい。楽しいからこそ多くの人に見てもらいたい。ヒロムとSHOの闘い、新日本ジュニアの闘いをたくさんの人に生で、肉眼で見てもらいたい。それが俺の本音だ」

「でも、この状況だ。声を大にして会場に来てくださいなんか言えねーんだ。だからこそ、SHO、ヒロム、どうしてもSHO、ヒロムをみたいって思わせるためにも、残りの前哨戦、全力で闘う。必ず、そう思わせてやる」

2.11・広島では、IWGPヘビー級とインターコンチネンタルの二冠を懸けて、飯伏幸太とSANADAの試合が控えている。

その試合よりも、見たいと思って欲しい。この気持ちはヒロムもSHOも同じなのだ。

だからこそ、前哨戦だろうが、全力を出して闘っている二人の闘いは目が離せない。

そして、ヒロムは「彼は力が凄い。何をやっても力ひとつで返されちゃうんだもん。どうしたらいいんですか一体、もう僕はどうやったら勝てるんですか?」

「自分ではちょっと力がある方かなーなんて思っていたけど、彼に比べたらぜんぜん力がないんだと感じてしまいます。一体何の技を仕掛けたら勝てるんでしょうか。あの力を防げるんでしょうか。それが、僕にはわからない。でも、それがわかった時、簡単に勝ってしまうんではないかと。あの力を防いだ時に、簡単に勝ってしまうんではないか、そんな風に今日の試合をして感じました」

と、少し情けないコメントからスタートしたが、最後にはやはり高橋ヒロムと思わせる、「力、パワーの攻略をしよう、楽しみだ」と言っている。

この楽しみという言葉は、この二人に取ってあるような言葉なのかもしれない。

全力で前哨戦を闘っているからこそ、相手を攻略したい、その思いが、高まれば高まるほどに、よりパワーアップしていくのが、高橋ヒロムとSHOなのかもしれない。

高橋ヒロムがSHOに聞いてみたいこと「あなたの夢はなんですか?」

1.24・後楽園ホール。

2.10・広島のIWGPジュニアヘビー級王座戦で激突するヒロムとSHOに注目が集まる。

相変わらず、ヒロムとSHOのマッチアップは、激しい競り合いが続く。

両者が、全力を出しながらぶつかる前哨戦も残すところ数回となってきている。

そんな中、ヒロムは「日に日に意欲を増してってる、それは感じる。SHOのその、なんだろうなー、この力、何からきてるんだろう?俺はSHOに聞きたいよ。”あなたの夢は何ですか?”と。目の前で聞きたい。聞こうかな。こうやってコメントブースがあるんだもん、ここって自由に使っていいんだよね?そんだったらここでSHOと夢のお話、どれくらいこのIWGPのベルトが好きか、そして欲しいか、そういう話をじっくりと聞く機会があってもいいんじゃないかな」

「なんか、敵同士、会話がないというのも、おかしいんじゃないかな。俺とSHOだったらそれが許されるんじゃないかと。敵同士のインタビュー、敵同士の対談そういうのもアリなんじゃないかなと思ってしまいました」

SHOも高橋ヒロムに聞きたいことがある、二人の対談はじつげんするのか?

1.25・後楽園ホール。

2.10・広島のIWGPジュニアヘビー級王座戦、2.11・広島の二冠王座戦、1.30・愛知のNEVER王座戦を控えたこの日は、トリプル前哨戦となる。

そんなトリプル前哨戦では、だれもが一歩も引かない、激しく、熱く闘う男たちがリング上を走り、技を掛け合い、全力を出し尽くす。そんな試合の結果は、30分時間切れ引き分けで幕を閉じた。

そんな激しい戦いのあと、SHOは「チャンピオンの高橋ヒロム、何か俺に聞きたいことがあるのか?」と、1.24のヒロムのコメントに応える気をみせ、SHOも、ヒロムに聞きたいことがあると言い出した。

ただ、「こんなコメントスペースじゃ時間が足りねえよ。俺のポッドキャスト番組でもいい。それかあなたのYouTubeチャンネルでもいい。あなたともう一度腹を割って、話してみるのもいいかもしれない、その代わり、ポッドキャストは、YouTubeと違って、いくら再生されてもギャラは出ないかもしれないよ」

と、いたって冷静な言葉をヒロムに投げかける。

「それでも良ければ、ぜひ出て、タイトルマッチの前に一度対談ってやつをするのもいいかもしれない。高橋ヒロムどうした?俺に何か聞きたいことがあるんじゃないのか?」

「今日は決着がつかなかったことは、それでいい。そのベルトに俺がどのくらい思いがあるのかって、それも聞きたいらしいな。なぜ俺が、新日本のレスラーになったか?それは、あなたが持っているIWGPジュニアのタイトル、100㎏未満最強のレスラーになるためだ」

と、ヒロムとの対談をしてみたい、してもいいとコメントをしながらも、IWGPジュニアのベルトに懸ける思いを語るSHOだが、このベルトはゴールではないようだ。

SHOの中では、IWGPジュニアのベルトは、ゴールではなく一つの通過点になっているのかもしれない。

続いてヒロムは、30分時間切れ引き分けの試合の感想を「なんて頑固な6人なんだ。なんて頑固なんだ、譲ってくれよー、勝たせてくれよー」と燃え尽きた、楽しみすぎたと言わんばかりのコメントから始まった。

鷹木信悟と棚橋弘至のマイクアピールで高橋ヒロムの中に生まれた対談の形

そして、この日リング上では、棚橋弘至が鷹木信悟に愛の告白をしたのだ。

そのリング上での二人のマイクアピールを傍らで見ていたヒロムの中に、SHOとの対談のスタイルが見えていたようだ。

「いいなー、鷹木さんと棚橋さんはリング上でおしゃべりができて。あれこそが俺が求めた対談の形なのかもしれない。昨日(1.24)言った俺とSHOの対談の形なのかもしれない。もしかしたら俺にマイクが来るかなと思ったけど、あれだけきれいに終わっちゃったら、あれが素晴らしい形の対談だと思います」

「ところで、その対談の話なんだけど、どうやらイブたん(飯伏幸太)もSANADAさんとお話があるようで、俺もSHOと色々とお話がしたいな。でも、飯伏さんとSANADAさんとのやり取りと違って、俺とSHOのやり取りはどういう感じで熱くジュニアを考えてる?なんかこのベルトをどうやったらもっとすげえ位置まで、ヘビーを超える位置まであれるか?そういう熱いやり取り、そういう熱い気持ち、そういう対談なんだけど、たぶん2人は違うんだ。でも、どうだろう?4人で対談というのも面白んじゃないかと、俺が勝手に思ってるだけですけどね」

と、さらにSHOとの対談に心が躍りながらも、新たな4人対談というのもアリかもしれ合い。

だが、このコメントが、後々ヒロムとSHOの対談を妨害?することになるのは、まだ誰も気づいていない。

高橋ヒロムとSHOIWGPジュニアのベルトを懸けた前哨戦まとめ

ここまでの前哨戦だけでも、ファンはお腹がいっぱいといったところだろうか?

いやいやまだまだだ。

回を重ねるごとに、日に日に熱が増している、それは、高橋ヒロムも言っているが、この熱を感じて、触発されているのは、高橋ヒロム、SHOの二人だけではないはずだ。

日に日に、ベルトへの思いが、ジュニアへの思いが、高橋ヒロムとSHOの中で合いまみれながら相乗効果として、IWGPジュニアのベルトの価値を高めているように感じている。

そして、ここへきて、いままで見ることのない、バックステージ上でのやり合いはあっても、敵同士でも対談をしてもいいんではないかという発想は、高橋ヒロムだからこそ出てくっる発想なのではないだろうか?

本当にこの2人の対談が、SHOのポッドキャストやヒロムのYouTubeで見れるかもしれない、そんなことを想像しただけでテンションが上がって仕方がない。

そんな対談を生で見れるかもしれない。

そんな日に期待をしつつ、2.10・広島での高橋ヒロムvsSHOの激突を待ちたいですね。

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