プロレスの楽しみはプロレスラーが繰り出す、技の掛け合い、キメ技だ。
ファンには、技を決める瞬間に、たまらなく魅力を感じたり、技の美を求めるときもある。
今回は、新日本プロレスのL・I・Jメンバーである、内藤哲也・SANADA・鷹木信悟・BUSHI・高橋ヒロムのキメ技、必殺技をいくつか紹介していきます。
プロレスラー・内藤哲也のキメ技・必殺技
内藤哲也といえば、カリスマ的人気を誇るプロレスラーの1人である。
また、発する言葉の独創的でありながら、ファン目線で語る言葉に魅了されているファンは多い。
内藤哲也の技といえば、新日ちゃん。ファンが選ぶキメ技・必殺技にもランクインしていたデスティーノが必殺技の1つだ。
L・I・J/プロレスラー 内藤哲也のキメ技・必殺技 コーナーミサイル
コーナーミサイルは、リングのエプロンからコーナー際に相手の足を払って尻持ちをつかせる。
その後、サードロープを踏み台にしながら、ジャンプ、その勢いで尻もちをついてる相手の顔面や首元などをめがけて、低空ドロップキックでダメージを与える。
また、時には、フェイントとして一旦停止した後にドロップキックをするときもある。
L・I・J/プロレスラー 内藤哲也のキメ技・必殺技 エスペランサ
相手の背後から飛びつき、首から右わきにかけてクラッチをかけ、そのまま勢いよく前方に回転し、相手の頭をマットに叩きつける変形カッターの技だ。
プロレスラー・SANADAのキメ技・必殺技
SANADAの技はきれいで整っていると言われるほど、美しいといってもいい。
時には、クラシカルなレスリング技術た、華やかな空中技を見せるSANADA。
そして、対戦相手の技を、その場ですぐさま真似してしまうという、技の勘所にたけている。
L・I・J/プロレスラー SANADAのキメ技・必殺技 Skull End
相手の立ったままドラゴンスリーパーで押さえ、その状態で後ろ側に倒れ込み、両手で相手の胴をがっちりと抑え込む。
その後、顔面と同時に締め上げてギブアップを迫る。

ここで決めたいというときには、このまま相手の動きを止め、ラウンデョング・ボディプレスに繋ぐのがSANADAの必勝パターンの1つだ。
L・I・J/プロレスラー SANADAのキメ技・必殺技 ラウンデョング・ボディプレス
トップロープから月面宙返りで相手に覆いかぶさる大技の1つ。
SANADAのこの技の特徴は、抜群の身体能力にプラスして、長い飛距離と美しいフォームだ。
手ごわい相手には、うつぶせの状態と仰向けの状態での、連発攻撃をすることもある。
プロレスラー・鷹木信悟のキメ技・必殺技
最近では、元気はつらつおじさんで名を博している鷹木信悟。
鷹木のプロレスは、エネルギッシュで攻撃的、真っ向勝負を信条としているがゆえに、鷹木の試合を観ているだけで、元気が湧いてくるという人も多い。
そして、そのパワーはL・I・J随一の破壊力を持っていると思う。
L・I・J/プロレスラー 鷹木信悟のキメ技・必殺技 荒技/ラスト・オブ・ドラゴン
相手の左手首を股下に通して固定、そのまま一気に両肩に担ぎ上げ、そのまま前方に頭部から落したあと、鷹木自身の左足を相手ののど元に引っかけ、叩きつける荒技だ。
この技は、鷹木信悟オリジナルの技で、L・I・Jに入った時から、ラスト・オブ・ドラゴンで強敵をマットに沈めてきている。
L・I・J/プロレスラー 鷹木信悟のキメ技・必殺技 パンピングボンバー
来た来た来たーとリング上で叫びながら、この技を繰り出すことも多くなってきている。
鷹木の持っている加速力でさらに勢いをつけて、全体重をかけた右腕で相手の喉元めがけて繰り出す来アット。
パンピングボンバーの由来は、鷹木信悟の好きな映画「パンピング・アイアン」からきている。
L・I・J/プロレスラー 鷹木信悟のキメ技・必殺技 龍魂ラリアット
パンピングボンバーは右腕で繰り出すときの技名だが、左腕で繰り出す技が、龍魂ラリアットだ。
試合解説で、よくミラノコレクションATが龍魂ラリアット―や、パンピングボンバーと叫ぶが、その時によくみると、技を繰り出している腕の違いがわかる。
プロレスラー・BUSHIのキメ技・必殺技
BUSHIは、軽快な身のこなしで、スマートな技を繰り広げる。
会場には、多くのBUSHIマスクをつけたファンも多く、同じマスクを付けないことでも知られている。
L・I・J/プロレスラー BUSHIのキメ技・必殺技 MX
セカンドロープから飛び込み、相手の頭部を両腕と両膝でがっちり固定し、そのまま後ろに倒れ込みながら、相手のアゴを中心にダメージを与えるコードブレーカーだ。

MXには、いくつかパターンがあり、相手を肩に担ぎ上げて、旋回して決めることもあれば、トップロープから繰り出すこともある。
ただ、体格のいいジェフ・コブなどに仕掛けるときには、逆にすっぽりハマりすぎてつかまってしまうこともあるが、決まった時のダメージは大きい。
MXの技名は、メキシコの国名コードからつけられている。
L・I・J/プロレスラー BUSHIのキメ技・必殺技 トペ・スイシーダ
リング上からロープの間を潜り抜けて場外にいる相手にロケットのように激突する空中技。
BUSHIが空中技を決めるときの姿勢が美しいことが特徴で、毎回きれいに潜り抜ける姿は、華麗としか言いようがない。
この トペ・スイシーダは、タッグマッチの時には、相手チームを分断するときに効力を発揮することも多い。
L・I・J/プロレスラー BUSHIのキメ技・必殺技 エプロン式DDT
リング上にいる相手をロープにぶら下げ、エプロン側からBUSHIがセカンドロープ越しに相手を捕獲ご、DDTを決める。
相手を捕獲しながら、高々とジャンプして場外に着地することで、勢いがつくので、相手へのダメージは大きい。
エプロン式DDTは、リングよりも固いエプロンに相手を突き刺すので、通常のDDTよりもダメージは大きいのだ。
プロレスラー・高橋ヒロムのキメ技・必殺技
高橋ヒロムは、鷹木信悟とはまた違ったエネルギッシュなスタイルでファンを魅了する。
ちょっぴり子どもっぽさを感じさせながらも、時に見せる色気のある表情に女性ファンは魅了させるのだろう。
新日本プロレスの中でも唯一無二の個性をもち、思い切りのいい技を繰り広げる。
2021.8.27後楽園ホール大会での復帰戦でも、欠場していたとは思えないほどの技を見せてくれた。
L・I・J/プロレスラー 高橋ヒロムのキメ技・必殺技 ダイビング・セントーン
リングのコーナー最上段から、場外の相手に対して思いきり飛び上がり、臀部から全体重を浴びせる危険と隣り合わせの、破天荒な技だ。
この技は高橋ヒロムが、CMLLの頃から使っている。
L・I・J/プロレスラー 高橋ヒロムのキメ技・必殺技 サンセットフリップ・パワーボム
エプロン上の相手に向かって走り、トップロープ越しに前に回転しながら、相手に飛びついた勢いで豪快に決める断崖式のパワーボムだ。
相手を背中かた場外マットに叩きつけることで、相手に大ダメージを与えることができる。
L・I・J/プロレスラー 高橋ヒロムのキメ技・必殺技 TIME BOMBⅡ
ツームストンパイルドライバーのように相手を担ぎ上げ、相手の足をひざ下に抱え込みながら頭部を抑える。
そのままサイドに倒れて真っ逆さまに相手を落とす、高橋ヒロムのフィニッシュに使うことが多い技。
凱旋帰国してから、必殺技だったTIME BOMBの進化型で、2020.1.4東京ドーム大会で初公開となった。
新日ちゃん。
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