【獣神サンダー・ライガー】世界最大のプロレス団体WWEの「WWEホール・オブ・フェーム」に名誉殿堂入り

WWE

昨年1月に新日本プロレスを引退し、現在は、熱い解説者として知られる獣神サンダー・ライガーが2021年4月7日(米国時間4月6日)に配信された世界最大のプロレス団体WWEの名誉殿堂「WWEホール・オブ・フェーム」の記念セレモニーに映像で出演した。

本来は2020年に殿堂入り、セレモニーに参加の予定だったが、コロナの関係で2020年は中止となり、一年遅れてのセレモニー参加となった。

獣神サンダーライガーといえば、誰もが聞いたこと、観たことがあるプロレスラーの一人ではないだろうか。
受賞スピーチでは、「本当にプロレスラーやってて良かった」という言葉から、心底プロレスが好きなことが伝わる。

【獣神サンダー・ライガー】WWEとは

WWE(英: World Wrestling Entertainment, Inc.)は、アメリカ合衆国のプロレス団体及び興行会社である。

1979年3月1日以前はWWWF(英: World Wide Wrestling Federation)、2002年5月6日以前はWWF(英: World Wrestling Federation)という名称であったが、まったく同じ略称の World Wide Fund For Nature(世界自然保護基金)に名称の改変を求める訴訟を起こされて敗訴してWWEに改めた(ちなみに近年販売されているオフィシャルなDVD等においては過去の映像の中で「WWF」の語が発せられた場合は全て「WWE」と訳出されている。マークやロゴの場合はぼかしなどで修正していた)。2012年に世界自然保護基金との交渉により映像や音声の修正無しでの過去の映像の使用が可能になった。ちなみに設立当初の WWWFの読みは「スリー・ダブリュー・エフ」である。

1999年より株式を公開(当初はNASDAQ、現在はニューヨーク証券取引所)しているが株式の約8割をオーナーであるマクマホン・ファミリーと関係者で保持しているため会社の経営権は不動となっている。なお取引所内で使われる証券コードもWWEである。

WWEには日本からも、中邑真輔やKUSHIDA、ASUKA、紫雷イオなどWWEに転属しているプロレスラーも多い。

2020年はコロナの関係で日本公演は中止となったが、毎年一年に一度程度、日本公演も行っている。

【獣神サンダー・ライガー】「WWEホール・オブ・フェーム」とは

アメリカ合衆国のプロレス団体WWEが主催する、WWEを中心にプロレス界において顕著な活躍をした人物を表彰する制度である。

【獣神サンダー・ライガー】「WWEホール・オブ・フェーム」殿堂

WWE殿堂が設定されたきっかけは、1993年に死去したアンドレ・ザ・ジャイアントである。彼の生前の功績を称える目的で、WWF(現:WWE)は同年にWWF殿堂を創設したものだ。

以降、WWFは1996年まで毎年一回、殿堂入り人物を発表したが、この当時は特にPPVに連動したイベントとはなっておらず、独立したセレモニーとして表彰式を行っていたが、式典の規模は大きなものではなかった。

2004年に、1996年以降行われていなかった殿堂入りが復活し、団体の名称がWWEに変更していたので、殿堂の名称もWWE殿堂となった。また、殿堂入りの表彰はレッスルマニア前日に行われるイベントとして、一連のレッスルマニアの行事に組み込まれ、式典も盛大に行われることとなった。

2006年にバーン・ガニアが殿堂入りして以降は、NWAやAWAなど他団体で活動していたレスラーや関係者の殿堂入りも相次いでいる。

日本を本拠としていたレスラーではアントニオ猪木(2010年)、藤波辰爾(2015年)、獣神サンダー・ライガー(2020年)が殿堂入り、また2017年には力道山がレガシー部門の殿堂者に迎えられた。

今年の「WWEホール・オブ・フェーム2021」では、昨年(2020年)に式典が中止となったため、2020年と併せて殿堂入りが発表されたものである。

2020年、WWE殿堂入りを果たしたメンバーは、バティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、JBL、故ブリティッシュ・ブルドッグ(デイビーボーイ・スミス)の家族、ウィリアム・シャトナー、獣神サンダー・ライガーである。

「WWEホール・オブ・フェーム2021」で、新たに殿堂入りしたのは、ロブ・ヴァン・ダム、モーリー・ホーリー、エリック・ビショフ、ザ・グレート・カリ、オジー・オズボーン、リッチ・ヘリング(ウォーリアー・アワード)だ。

https://wwe.co.jp/news-20210402-vol1-2/

タキシード姿で登場した獣神サンダー・ライガーは

「この度はホール・オブ・フェームという由緒ある賞を頂きまして本当にありがとうございます。僕自身興奮しております。全身に鳥肌がブァーと立っています。インタビューを受けていますけど、こんなに緊張するインタビューは初めてです。このホール・オブ・フェームという賞を頂いたんですけども、それに盾とリングまで頂きました。身に余る光栄です。本当にプロレスラーやってて良かったと実感しております。本当にありがとうございました。Thank you all so much.Thank you all my fans in WWE」

と受賞の喜びを語っている。

この模様は、2021年4月7日(米国時間4月6日)WWEネットワークで全世界に配信された。

日本からWWEに転属したKUSHIDAや中邑真輔もお祝いのメッセージをTwitterで贈ってる。

【獣神サンダー・ライガー】「WWEホール・オブ・フェーム」殿堂・タキシードの秘密

ライガーチャンネルで放送された「WWEホール・オブ・フェーム」殿堂式の舞台裏では、この撮影のために急遽福岡から上京し、撮影することになった。

獣神サンダーライガーのタキシードは、WWEと新日本プロレスから、獣神サンダーライガーの体形に合わせて作られ、プレゼントされた。

蝶ネクタイケースや靴ベラ、タキシードなど全てに新日本プロレスのライオンマークが施されている。

まさに、獣神サンダーライガーのためだけのタキシードだ。ライガーチャンネルでは、その映像も流れている。また、獣神サンダーライガーのスタッフとの関係性も垣間見え、レジェンドとしてリングに上がっていた時、そして、引退した今でも絶大な人気を誇る人柄も感じ取れる。

【獣神サンダー・ライガー】獣神サンダーライガー・プロフィール

■身長:170cm 

■体重:95kg 

■生年月日:1989年4月24日

 ■出身地:永井豪宅 

■血液型:AB型 

■デビュー:1989年4月24日 

■得意技:垂直落下式ブレーンバスター、ライガーボム、ロメロ・スペシャル、掌底、空中胴締め落とし

■入場テーマ:怒りの獣神

 ■Twitter:@Liger_NJPW 

■YouTube:youtu.be/h8jxC-C-oBE

■主なタイトル・優勝歴

IWGPジュニアヘビー級王座、IWGPジュニアヘビー級タッグ王座、BEST OF SUPER Jr.1優勝、BEST OF SUPER Jr.8優勝、ジュニア8冠王座、GHC Jr.ヘビー級王座、オープン・ザ・ドリームゲート王座、WCW世界ライトヘビー級王座、英連邦 Jr.ヘビー級王座、大阪プロレスタッグ王座、CMLL世界ミドル級王座

■獣神サンダー・ライガーのこれまで

1989年4月24日、東京ドームにおける小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。

1989年5月25日、馳浩を破り、第9代IWGP Jr.ヘビー級王座に輝く。

1990年1月に獣神サンダー・ライガーに改名した。

1992年に「TOP OF THE SUPER Jr.III」を制覇し、1995年には、団体の枠を超えて様々なジュニア戦士が集った第2回「SUPER J CUP」で優勝。

1997年1月4日、ウルティモ・ドラゴンを破り、第3代ジュニア8冠王に君臨する。

2000年に行なわれた第3回「SUPER J CUP」で優勝し、2000年8月には「G1 CLIMAX」に初参戦する。

2001年の「BEST OF THE SUPER Jr.VIII」では、史上初の全勝優勝を達成する。

2004年7月、邪道、外道、竹村豪氏とともにC.T.Uを結成する。

2005年10月23日(現地時間)、TNAでサモア・ジョーと対戦。現地のファンから大声援を浴びた。

2006年7月30日、後楽園ホールで行なわれた「C.T.U 2nd Anniversary」では、10年ぶりに鬼神ライガーを復活させ、アパッチプロレス軍のBADBOY非道を下し、2006年8月には5年ぶりに「G1 CLIMAX」に参戦、中西学から価値ある1勝を勝ち取る。

2006年11月よりDRAGON GATEに定期参戦し、2007年3月25日にドン・フジイを下し、第7代オープン・ザ・ドリームゲート王座に輝く。

2006年4月17日、望月成晃を退けて初防衛に成功し、7月1日、DRAGON GATE神戸ワールド記念ホール大会にてCIMAに敗れ、2度目の防衛に失敗してしまう。

C.T.U解散後は、長州力、蝶野正洋らと共に“レジェンド”として活動を開始する。

2008年2月17日、AKIRAとのコンビで稔、プリンス・デヴィットを下し、IWGP Jr.タッグ王座を奪還する。

2010年5月3日、ネグロ・カサスを撃破して、CMLL世界ミドル級王座を獲得。健在ぶりを見せ付ける。

2014年11月8日、大阪大会でチェーズ・オーエンズの持つNWA世界Jr.ヘビー級王座に挑戦し、垂直落下式ブレーンバスターで勝利、同王座を獲得。

2016年5月3日福岡国際センター大会・IWGPジュニアヘビー級選手権試合で、KUSHIDAに挑戦するが、ベルト奪取はできず。

2019年3月6日大田区総合体育館大会で、石森太二の持つIWGPジュニアヘビー王座に挑戦、熱戦を繰り広げるも敗退し、翌3月7日に行われた一夜明け会見にて、引退を発表した。

2020年1月4日、1月5日東京ドーム大会で引退試合、1月6日大田区総合体育館にて引退セレモニーを行い、現役引退となった。

引退後もプロレス解説者、タレントとして覆面をかぶり続けている。

【獣神サンダー・ライガー】出身地:永井豪宅の理由

獣神ライガー』(じゅうしんライガー)は、1989年3月11日から1990年1月27日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜17:30 ‐ 18:00(JST)に全43話が放送された、永井豪原作・サンライズ制作のテレビアニメ。

テレビシリーズの放送のほか、永井豪自身の筆による漫画連載も『コミックボンボン』誌上にて、1989年3月から1990年1月まで行われた。当時は勁文社から単行本化され、後に大都社、大創産業からも同じ内容で刊行されている。

獣神ライガー|作品紹介|サンライズ
『獣神ライガー』の作品情報です。作品概要、あらすじ、スタッフなどをご覧頂けます。
獣神ライガー - Wikipedia

【獣神サンダー・ライガー】獣神サンダーライガーの趣味

獣神サンダーライガーといえば、本格的なフィギアを作ることでも知られている。

東京の新日本プロレスの道場には、獣神サンダーライガーの部屋もあり、東京での仕事の時はこちらの部屋で過ごすが、最近では新人レスラーが増えたため、道場内で部屋の移動をすることになったらしいのだ。

しかし、その部屋には数多くのゴジラなど自作のフィギアがある。

また、福岡で過ごすときは食中植物を育てたりと、闘う男から一転ほのぼのとした様子をTwitterに挙げていることの多い。

【獣神サンダー・ライガー】世界最大のプロレス団体WWEの「WWEホール・オブ・フェーム」に名誉殿堂入り・まとめ

プロレスの解説者としての獣神サンダーライガーは一ファンとして試合の解説をすることが多く、解説をしながらかなり興奮して、心の底から感動したり、大興奮して「スゲエー」を連発することも多い。

だが、視点は一ファンでありながら、リング上で闘う各選手の特徴や動きにも的確で、わかりやすい解説をすることもあれば、時には厳しい意見や感じていることを伝えることもある。

そんなところも、解説者として、一ファンとして、そして新日本プロレスの先輩というあらゆる立場での愛情を感じさせる。

わたしも、ライガーさんと話してみたいと常々思っているが、いまだそのチャンスは来ていない。

そして、現役時代にはレジェンドでありながらジュニアのレスラーを問わず、様々なレスラーから目標にされ、対戦を挑まれることも多かったのだ。その一つで印象に強いのは、ファンイベントの真っ最中に高橋ヒロムが乗り込んできたものだ。

本気の相手に、本気で答える獣神サンダーライガー。こういうところも獣神サンダーライガーの魅力の一つといえる。

わたしは、リングの上で見せていた凛々しくたくましい獣神サンダーライガーの顔、解説者として自分も楽しみながら解説をしている顔、そして、ライガーチャンネルやTwitterで見せてくれるおちゃめで、かわいい顔と、いろいろな面を惜しみなく見せてくれるライガーさんが大好きなのですが、何よりも、誰の解説よりも、獣神サンダーライガーの解説を聞きながら新日本プロレスの試合を観るのが一番好きなのです。

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