週刊プロレス5/12 内藤哲也 生涯ロス・インゴベルナブレス宣言

週刊プロレス

2021.5.12発売の週刊プロレスは、内藤哲也デビュー15周年記念特集が組まれている。

いまや、新日本プロレスで絶大な人気を集めるロス・インゴベルナブレス・デハポンを率いる内藤哲也。

リング上でのマイクアピール、バックステージでのコメント、試合中の対戦相手とのコミュニケーション。

内藤哲也のファンを引き付けるまでに至った、新日本プロレスレスラーになってからの、挫折、長期欠場、そして、ロス・インゴベルナブレスとの出会いについて話している。

高橋裕二郎とのNO LIMIT結成したきっかけとは

現在は、内藤哲也はロス・インゴベルナブレス、高橋裕二郎はバレットクラブと、別々のユニットで活躍をしている2人。

元々は、NO LIMITとしてタッグを組んでいた。

同じ寮生で、2人でタッグを組もうと話していたが、会社が認めなければ本来、タッグを組むことはできない。

だからこそ、先にコスチュームを作ったそうだ。

それは、棚橋弘至と鈴木健三(建想・KENSO)が組んだキング・オブ・ザ・ヒルズをイメージしてのことのようだ。

棚橋弘至と鈴木健三も、会社に言われたからではなく、自発的にタッグを組んだという。

実際に内藤哲也と高橋裕二郎がNO LIMITとしてタッグを組んでいたのは3年ほど。

この時の3年が、いまの内藤哲也が作られたように感じていると、内藤哲也は話している。

当時のNO LIMITの試合では、いまと真逆でリング上では内藤哲也よりも、高橋裕二郎の方が人気もあったし、目立っていたと感じていた。

メキシコ遠征を終えて、いまのスタイルを確立した内藤哲也になってから、注目度は内藤哲也の方に移行したのではないだろうか。

NO LIMIT・高橋裕二郎と内藤哲也の関係

上下関係が嫌い、先輩と仲良くするタイプではなかった内藤哲也と、高橋裕二郎の関係は、あまり会話をすることも、一緒に行動することもなかったという。

確かに、当時試合後の居酒屋で高橋裕二郎を見かけたときにも、内藤哲也の姿はなかった。

当時は、タッグを組んでいるのに一緒にいないのかな?と思っていたが、今回の週刊プロレスを読んで、納得でした。

ただ、当時を振り返って、内藤哲也自身、自分の考え方がもうちょっと違っていれば、もっとNO LIMITはいいモノになっていたかもしれないとも話している。

それでも、またやり直したいと思っているわけでなく、あの時の自分があるから、いまの自分があると思っている。

過去を振り返って、もう一度やり直したら・・・と、たら・ればを考える人は多いけど、内藤哲也のように、あの時が今に繋がっていると思う人は、案外少ないように思います。

そして、当時のNO LIMITの経験が、いまのロス・インゴベルナブレスとしての闘い方の基礎になっているのだとか。

過去の経験を今に活かす、それを俯瞰して、自分を冷静に見ているところも、内藤哲也がファンを引き付ける理由かもしれない。

内藤哲也のメキシコ遠征で意識したことがいまのロス・インゴベルナブレスのスタイルに繋がっている

他団体、海外遠征では、内藤哲也を知らない人の方が断然多い。

その会場で、内藤哲也をどう印象付けるか、どう印象に残すかばかりを考えていたという。

それは、いまのロス・インゴベルナブレスとして、リング上、バックステージでのコメントや試合中の対戦相手との絡むという演出、パフォーマンスに現れている。

最近でいえば、グレート・O・カーンとの絡みは、ファンは面白くて仕方がなかっただろう。

グレート・O・カーンの弁髪を引っ張り、犬の綱を引くように、リング上でスキップをして見せたり、入場の時に、しばらくリングに上がらず、グレート・O・カーンの立ち姿を真似し、互いに見つめあうといったシーンが印象に残る。

そして、わたしがいつも思う内藤哲也のすごいところは、対戦相手と絡むことで、知ってはいても目立っていないレスラーを表舞台に立たせることができるところだ。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン結成から5年半、内藤哲也がロス・インゴベルナブレスに惹かれた理由

2015年、メキシコ遠征で出会ったロス・インゴベルナブレス。

ロス・インゴベルナブレスはメキシコだけのグループだった。

ロス・インゴベルナブレスでの試合は、楽しくてしょうがなかった、だから、日本で1人ロス・インゴベルナブレスをやらせてほしいと菅林会長に頼んだそうだ。

それまで、ブーイングや長期欠場などで、プロレスが棚しくなくなっていた内藤哲也にとって、ロス・インゴベルナブレスでのプロレスは、久々に楽しかったのだという。

ロス・インゴベルナブレスとして、日本のリングに立つようになってからは、リング上でブーイングを受けても、それだけ内藤哲也を見てくれていると考えられるようになった。

ロス・インゴベルナブレスに加入して6年。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成して5年半。

ロス・インゴベルナブレスで、自分のやりたいことを貫く、日本で定着するのは、名前も長いし難しいと感じていた。

そのロス・インゴベルナブレスが、新日本プロレスにとって、いまのような存在になることは想像していなかったという。

内藤哲也は、たとえ仲間がいなくなったとしても、オレは生涯、ロス・インゴベルナブレスですよ。と生涯ロス・インゴベルナブレス宣言もしている。

いまや新日本プロレスの中で、一番結束が固く、仲間を大切にしていると言われているロス・インゴベルナブレス。

これからのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとしてのさらなる期待。

そして、内藤哲也をはじめ、現在ポジティブ欠場中の高橋ヒロム、鷹木慎吾、SANADA、BUSHI、それぞれの活躍が、楽しみでたまらない。

個人的には、メインはロス・インゴベルナブレスかCHAOSがいい

あくまで私個人の好みとしては、メインはロス・インゴベルナブレスかCHAOSがいいと思っている。

両ユニットが勝利したときは、マイクアピールも含めて、終わりが気分がいいのだ。

リング上で内藤哲也も必ず言う「いまはみなさんとの大合唱はできませんが、心の中で合唱をしてください」という言葉通り、コロナが落ち着き、またデ・ハポンを大合唱できる日が待ち遠しい。

現在ポジティブ欠場中の高橋ヒロムYouTubeが、2周年目に突入したときには、退院祝いと、2周年祝いに、乱入した内藤哲也。

ロス・インゴベルナブレスのメンバーをとても大切にしているんだなと感じています(笑)

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