【新日本プロレス】『WORLD TAG LEAGUE』の公式戦二戦目メインは棚橋弘至&トーア・ヘナーレvsタイチ&ザック・セイバーJrが激突!

11月16日(月)、石川・小松市末広体育館(義経アリーナ)で行われた『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』第2戦の試合結果を追ってみます。

今回は、『WORLD TAG LEAGUE』の公式戦二戦目(全9戦中)を実施されました。

もはやヤングライオンと思えない辻の貫禄は圧巻!

野毛道場の辻陽太vsLA DOJOのゲイブリエル・キッドヤングライオン対決

辻が、前方回転エビ固めからの逆エビ固めでギブアップを奪って勝利。

どんどんと体を鍛え上げている両者、しかし、辻陽太の体の大きさ、試合での動きは、ヘビー級といってもいいくらいに変わってきていますね。

BULLET CLUB同門対決の結末は?

『WORLD TAG LEAGUE』公式戦・G.o.D(0勝1敗)vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ(0勝1敗)

同門対決ながらG.o.Dは、オーエンズに集中攻撃を浴びせる。

ファレ&オーエンズもチームプレーで挽回するも、邪道が場外から場外竹刀で妨害する。

すかさず、オーエンズにタマがスパインバスターを決め、続いてシャープシューターを決めると、オーエンズはギブアップで、またもやファレ&オーエンズは敗戦となってしまった。

G.o.Dは同門対決を制して、公式戦1勝1敗。

バックステージで、ギブアップで負けてしまったにもかかわらず、オーエンズ選手は、前日の試合結果に納得がいかないようで、こんなコメントを残している。

「昨日の開幕戦で、俺たちチームにも勝ち点1が入らないとおかしい、俺は、ファレの上にかぶさっていたんだから、実質、自分もファレから3カウントを取ったことになる」と、この気持ちはわかるが、タッグであることを忘れてはいませんか?と、思わず突っ込みたくなってしまうコメントです(笑)。

これでいいのか?ジェフ・コブと思わずため息が・・・

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(0勝1敗)vsグレート-O-カーン&ジェフ・コブ(1勝0敗)

先発、YOSHI-HASHIとコブが、ロックアップで組み合うと、コブは力任せにYOSHI-HASHIを吹っ飛ばした。

さらに、もう一度ロックアップで組み合うも、またもやコブはYOSHI-HASHIを放り投げた。

THE EMPIREは豪快な技の数々でYOSHI-HASHIが攻め立てられ、劣勢のCHAOSタッグだが、後藤がオーカーンのエリミネーターを切り抜け、間髪入れずにYOSHI-HASHIがトラースキックをお見舞いして、試合の流れがCHAOSタッグに変わっていく。

そこで、すかさず後藤が後藤弐式でオーカーンを丸め込み、技アリの3カウントを奪取した。

余は・・・と言いながら、コーナーに相手の顔を押し当て、上に座るなどが多い、オーカーン選手からの奪取は、CHAOSファンとしては、気分がスッキリした一瞬だったのではないでしょうかね。

バックステージでは、最近、KENTA選手やタイチ選手などにいじられる「せーの」の掛け声について、YOSHI-HASHI選手は、「『せーの』だけじゃない。『せーの』が俺たちの最後の必勝パターンじゃない。『せーの』もやるけど……」と残している。

やっぱり、少しは気になっているんですね(笑)。

『WORLD TAG LEAGUE 2020』2連覇達成できるのか?

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー(1勝0敗)vsEVIL&高橋裕二郎(1勝0敗)

2連覇を狙う、ジュース&フィンレーの連携に対し、BULLETタッグは、ディック東郷の介入で対抗する。

勢いに乗るジュースは、裕二郎にフルネルソンバスターを見舞うが、カウント2で返されてしまう。


ジュースお得意の「ドンドン、パン!」と手拍子でストンプを煽り、裕二郎を両肩に担ぎ上げるが、裕二郎は、またも毎度おなじみの、手にかみつく反則攻撃で脱出されてしまう。


さらには、ジュースの顔面をかきむしり、低空ドロップキック。

終盤、フィンレーがPrima Noctaで裕二郎と東郷を排除すると、EVILにACID DROP を仕掛けが、切り抜けられてしまった。

その後、EVILはローブローでフィンレーの動きを止め、すかさずEVILで沈めて、悔しいが、2勝という結果になってしまった。

矢野はSANADAに「オマエが出てこい! なんか言え、コノヤロー!」と挑発?

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・石井智宏&矢野通(1勝0敗)vs鷹木信悟&SANADA(0勝1敗)

ゴング前、矢野はSANADAを挑発し、この両者で試合はスタート。

矢野は、コーナーパッドを外し、それを手にSANADAに襲いかかるが、SANADAにかわされ、ドロップキックを見舞われてしまう。

矢野の行動を止めるのにもってこいのパラダイスロックを狙うが、矢野はロープエスケープでかわす。

矢野が、SANADAに、掟破りのパラダイスロックに挑戦してはみるが、「わかんねえよ!」とアッサリあきらめる。

以前にも、挑戦するもやっぱりやり方がわからないと、あきらめたことがありますね。

その後、SANADAがキックで吹っ飛ばすと、矢野は金具むき出しのコーナーに激突してしまう。そして、先ほどあきらめてしまったパラダイスロックをSANADAにかけられ、身動きがとれない。

そんな、ちょっと笑いを誘う両者の対決とは対照的に、熱さがみなぎる、こちらの両者の試合は・・・。

鷹木は石井の顔面にステップキックをガンガン浴びせる。

怒った石井は立ち上がり、エルボー合戦に突入する。

石井がロープに走るも、鷹木が追走式ラリアットと見舞い、続いてロープに走ると、矢野が場外から足を引っ張って妨害、すかさず、石井が鷹木に投げっぱなしジャーマンを炸裂する。

先ほど、顔面にステップキックを見舞われた石井が、今度は倍返しと言わんばかりに、鷹木の顔面を蹴り上げるが、鷹木は「もっとこんかい!」と石井をさらに挑発する。

最後は丸め込み合戦から、SANADAが矢野をオコーナーブリッジで固め、ピンフォール勝ちとなる。

試合後、矢野はしきりに両手を合わせて、石井に「ごめんなさい」を繰り返していた。

バックステージで、鷹木選手は「冷静と、情熱の間を絶妙につく、最高のタッグを見せてやる」と、戦いの炎はさらに燃え上がっているようですね。

しかし、冷静と情熱の間とは・・・。

棚橋の膝は限界を超えているはず・・・なのに

『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦・棚橋弘至&トーア・ヘナーレ(0勝1敗)vsタイチ&ザック・セイバーJr.(1勝0敗)

鈴木軍タッグは、棚橋の左足に狙いを定め、集中攻撃を浴びせ続ける。

鈴木軍タッグは勝機を逃さず、一瞬のスキをついてザックメフィストを炸裂し、有言実行とでもいうように、今回も手堅く勝利となった。


試合後、タイチは「俺とザック、このリーグ戦、負けるわけがない。優勝する」と『WORLD TAG LEAGUE』制覇を堂々宣言していましたね。

バックステージで、棚橋選手は、「俺いま、新日本プロレスで完全にいらない子になってる……」と一言だけ残して、去ってしまった。

新日本プロレスを中邑選手と一緒に引っ張ってきた、棚橋選手。

膝のケガを抱えながらも、ずっと戦っている姿には、いつも勇気をもらいます。

でもでも、ライガーさんもよく言っていますが、まずは膝の治療をしてほしい・・・。という思いが強くなっているファンの方は多いと思います。

まとめ

『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』は、まだまだ始まったばかり。

厳しく、熱い男の戦いの中に、矢野選手や田口監督の笑いのスパイスが加わることで、時に力を緩めながら応援が出来ています。

とはいっても、これからまだまだ続きます。

『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』以外の試合には、永田選手や小島選手の対戦カードもあるし、11月18日のメインには、高橋ヒロムvsエル・デスペラード戦があります。

この両者は、お互いが大嫌いといいながらも、本当は相思相愛のようにも感じるので、試合後のマイクアピールも楽しみにしたいところです。

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